
優勝に可能性残すも課題見つかる/関東大学春季リーグ戦
前回東農大に勝利し勢いがついた本学。グループ1位通過のためにも、駿河台大には1点でも多く得点し勝利したいところだった。しかし最後までペースをつかむことができず、苦戦を強いられる試合となった。
東農大に勝ったことで油断していた部分があったのかもしれない。圧勝が予想されていたが、試合開始直後のゴールで目を覚まされた。一対一のプレーではレベルの違いを見せ付けるも、ミスを多発し自滅していく。追い付いては突き放され…を繰り返し、なかなかリードすることができない。
後半では2年生を中心に建て直しを図る。PC(ペナルティーコーナー)で連続得点を上げると、後半25分に若槻(商2)が滑り込みでゴールを決め逆転。試合終了間際に攻め込まれるも、何とかゴールを守り切り勝利を上げた。
「締りがない試合だった。勝てたから良かったけど、このままでは強豪校に通用しない」(小池コーチ)。前回のような安定感は見られず、勝利はしたものの不安が残る試合内容だった。ミスからの失点が目立ち、ゴール際のプレーに正確さを欠いた。また公式戦初スタメンとなった飯塚(商1)をDFがフォローし切れなかったことも大きい。「最後までリードできなくて、油断していたところがあったのかもしれない。フィニッシュの制度やプレスなど、次の試合までにやらなきゃいけないことがいっぱいある」(遠藤主将・政経4)。
勝利したことで、1-4位決定戦に出場できることが濃厚となった。気持ちを再び引き締めれば優勝も夢ではない。次の試合に向け、仕切り直したいところだ。
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