
国内最強を決める大会で上川がベスト16/全日本選手権
国内最強を決める全日本選手権が4月29日、日本武道館にて行われた。無差別級である今大会には内柴正人(旭化成)、泉浩(平18営卒・現旭化成)、鈴木桂治(国士大教員)、棟田康幸(平15法卒・現警視庁)ら超一流選手がエントリー。本学からは上川(営2)が最年少での出場を果たした。
いまだ空位である、ロッテルダム世界選手権(8月26~30日)100kg超級代表の座。「上川は世界を目指していける選手」(篠原信一全日本男子監督)と、若手のホープとして大きな期待を寄せられているだけに、好成績を残して代表の座を勝ち取りたいところだ。
2回戦から出場した上川は、初戦で塘内将彦(旭化成)と対決。31歳、4年連続全日本選手権出場のベテランを相手に、序盤こそポイントを奪われリードを許すも、試合終了間際に払い釣込み足が炸裂!鮮やかな逆転の一本勝ちで3回戦へとコマを進めた。
3回戦の相手は強豪・立川広喜(日本中央競馬会)だ。国士大のOBでもあり、193cm、145kgの規格外な体格を武器とした柔道で過去幾度となく明大勢を苦しめてきた。「立川さんには稽古でも歯が立たない。組み手も厳しい」(上川)。苦手意識を持った立川を相手に快勝して一気に上位に駆け上がりたいところであったが、上川は得意とする足技を繰り出せず、中盤には横四方固めで技ありを奪われてしまう。挽回(ばんかい)を試みるも、立川の堅実な柔道を崩せず無念の優勢負けに終わった。
いまだ空位である、ロッテルダム世界選手権(8月26~30日)100kg超級代表の座。「上川は世界を目指していける選手」(篠原信一全日本男子監督)と、若手のホープとして大きな期待を寄せられているだけに、好成績を残して代表の座を勝ち取りたいところだ。
2回戦から出場した上川は、初戦で塘内将彦(旭化成)と対決。31歳、4年連続全日本選手権出場のベテランを相手に、序盤こそポイントを奪われリードを許すも、試合終了間際に払い釣込み足が炸裂!鮮やかな逆転の一本勝ちで3回戦へとコマを進めた。
3回戦の相手は強豪・立川広喜(日本中央競馬会)だ。国士大のOBでもあり、193cm、145kgの規格外な体格を武器とした柔道で過去幾度となく明大勢を苦しめてきた。「立川さんには稽古でも歯が立たない。組み手も厳しい」(上川)。苦手意識を持った立川を相手に快勝して一気に上位に駆け上がりたいところであったが、上川は得意とする足技を繰り出せず、中盤には横四方固めで技ありを奪われてしまう。挽回(ばんかい)を試みるも、立川の堅実な柔道を崩せず無念の優勢負けに終わった。
「自分の柔道がどれほどのレベルなのか確かめたい」(上川)として臨んだ今大会。柔道を志している人たちの中でも、ほんのわずか一握りの人しか出場を許されない権威ある大会に大学2年生ながら出場し、目標に掲げた初戦突破も達成できた。自分の立ち位置を知るという意味でも、上川にとって良い経験となったはずだ。今後の大舞台での活躍にも期待したい。
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