
連敗止めた明大 勝率5割復帰/関東大学1部リーグ戦
明大は先制に成功すると試合を通して主導権を握り、筑波大を圧倒。ロースターの選手全員が出場の総力戦で連敗を4で止めた。
◆8・27~11・2 第101回関東大学1部リーグ戦(白鷗大大行寺キャンパス他)
▼10・11 対筑波大戦(東海大湘南キャンパス)
〇明大76{13-9、20-12、23-14、20-18}53筑波大
スターターはPG千葉天斗主将(法4=明成)、PG森田稀羅(営3=北陸学院)、SF武藤俊太朗(政経3=開志国際)、PF鬼澤伸太朗(国際3=福岡大大濠)、PF塚田大聖(政経3=土浦日大)。
第1Q、頼れる主将・千葉の3Pシュートで明大が先制する。序盤こそリバウンドの奪取に苦しんだものの、第1Q中盤から石川晃希(営2=宇都宮工業)が投入されると、リバウンドからの速攻で得点を挙げる。ここまでの4連敗はいずれも、第1Q時点でリードを許す展開だったが、この日は序盤から主導権を握ることに成功した。第2Qも強度の高いオフェンスで筑波大を封じ、33-21とリードをした状況で前半を折り返す。
後半も攻めの姿勢を崩さず、第4Qでは見竹怜(政経1=福岡大大濠)が自身リーグ戦初のフィールドゴールを含む2本の3Pシュートを放つなど、フレッシュな顔ぶれの躍動も目立った。
昨年度のリーグ戦第14節終了時点では5勝9敗と苦しんだ明大だが、今年度はここまで勝率5割と健闘を続けている。上位進出へ向け負けられない戦いが続く明大。残りわずかとなったリーグ戦にチーム一丸となって臨む。
[川瀬吾一]
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