筑波大を3―1で下し7連勝/秋季関東大学1部リーグ戦

2025.10.13

 7戦目は東日本インカレの王者である筑波大との一戦。3セット目を取られるも巻き返し、第4セットは10点以上の差をつけ勝利を収めた。

◆9・6~10・25 秋季関東大学1部リーグ戦(日体大健志台キャンパス他)
▼10・11 対筑波大戦(小田原アリーナ)
〇明大3{25-18、25-23、20-25、25-13}1筑波大

【スターティングメンバー】(ローテーション順)
S近藤蘭丸主将(文4=東福岡)、OH荒井貴穂(法2=駿台学園)、MB渡邉健(政経3=日本航空)、OP黒澤孝太(政経4=明大中野)、OH佐々木駿(商4=土浦日大)、MB成村航希(政経2=東海大相模)、Li磯脇侑真(政経3=東福岡)

第3セット
成村航希⇄MB山田美雄(政経4=東福岡)

  序盤は拮抗した展開となるも、近藤蘭のサーブが流れを変えた。「自分がサーブのローテーションは、フロントに渡邉、荒井、黒澤というブロックが良い3人が揃っている。サーブで崩せばブレイクできやすいので、こだわってやった」(近藤蘭)。相手がタイムアウトを挟むも明大の勢いは止まらず、25-18で第1セットを先取した。続く第2セットでも、近藤蘭のサーブがはまり、相手の高い攻撃力にも粘り強く対応。さらに黒澤が緩急をつけたスパイクで相手を翻弄(ほんろう)し、3連続得点を挙げ順調に第2セットも奪った。

 第3セットでは、黒澤のサービスエースが決まり、立ち上がりはよく見えた。しかし中盤、筑波大が得点を重ね、主導権を奪われるとそのままセットを落とす。「均衡した展開の中で自分たちがサイドアウト取れずに我慢できなかったということと、一本ミスした時に考えすぎてしっかり自分たちのバレーが展開できなかった」(近藤蘭)。悪い流れを断ち切りたい第4セット。「サーブを攻められたというのが一番と、ブロックがしつこくつけていた」(佐々木)と語るように、序盤から点差を広げる。レシーブも光り、粘りのバレーを見見せ、最後は黒澤と渡邉のブロックが決まり、セットカウント3―1で勝利を飾った。

 連勝を重ねて勢いに乗る明大。「一人一人コンディションが良い。パフォーマンスも結構高いアベレージを出していたと思う」(佐々木)と手ごたえを感じた一戦となった。次戦・東海大戦でも、自分たちのリズムを貫きさらなる白星を狙う。

[君嶋亜美果]

試合後のコメント

近藤蘭
――筑波大の印象はいかがでしたか。
 「牧選手やオポジットの山本選手が中心となっていて、両サイドが速く、組織でやってくるチームで手ごわいという印象でした」

――SVリーグの内定が決まった心境教えて下さい。
 「SVリーグは多分全日本インカレ(全日本大学選手権)が終わってからの帯同になると思うのですが、まずはしっかり2カ月大学生バレー、秋リーグとインカレをやりきらないといけないかなと思うので、やりきってからしっかり考えようかなと思います。楽しみではあります」

佐々木
――連勝継続しましたがいかがですか。
 「嬉しい気持ちです。後半戦強い大学としか当たらないので、そこを勝ち切れるかどうかというのをしっかり対策練って勝ち続けたいなと思います」