新人戦初優勝、最強の新人擁する明治へ/東京都学生新人戦
今大会、準決勝までは合計的中数こそ対戦校を上回り勝ち進んだものの、立ちによって的中数のバラつきがあった。しかし迎えた決勝戦は強豪の慶大を相手に本学は今までにない抜群の安定を見せた。1立ち目18-20、2立ち目19-21と2立ち目までに4本の差をつけられたが、ここからが勝負。3立ち目21-15、4立ち目17-15、そして最後の立ち目は18-17で合計93-88。粘り強い戦いを見せ、5本差での勝利となった。
今回の新人戦の参加資格はリーグ戦に出場経験のない者。そのため今年弓道部に入部した者だけでなく、2・3年生も参戦した今大会では上級生の活躍が光った。一般入部員の千布(理工3)は弓道経験者でありながら、今まで試合に出ることは少なかった。そんな中「モチベーションやメンタル面で安心できる(練習時にいつも組んでいる)メンバーでやらせたかった」(柳原主将・営4)と、決勝戦という大事な場面に主将の絶対的な信頼のもと選出された。千布は20射中17中、18中と大健闘。そのほかルーキーの佐々木(理工1)や中川(理工2)らも奮闘し、まさに期待の新星と苦労人とでつかんだ優勝だった。
「都学(東京都学生弓道新人戦)では運やまぐれで優勝はできない。実力が相当付いてきている証拠だ」(青嶋・営4)とチームの底上げは言うまでもない。それは「みんな日付が変わっても練習している」と青嶋が言うように練習量の増加が挙げられる。3・4年生は一昨年度3部リーグ降格という屈辱を味わっているからこそ、問題意識を常に持ち練習に打ち込む。それに触発され下級生も必死に食らいついている。
昨年度のリーグ戦から12連勝中の弓道部。かつての「常勝の明治」の復活なるか。「始まったばかりで、新人戦は序章に過ぎない」と口をそろえる柳原主将と青嶋。また「最強の新人がいる明治で、最強の明治を見せてほしい」と小西慶明氏(平21理工卒)が選手に残した言葉のように、これからの試合に期待も懸かる。本年度、男女共に1部リーグ昇格を目指し、今日も遅くまで道場では矢が的を射抜く音が絶えることはない。
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