
短距離ブロックが熱戦繰り広げる 跳躍種目ではルーキーが自己ベスト連発/法大対明大定期大会
猛暑の中、今年も法大対明大定期大会(法明戦)が行われた。対校男子走幅跳で山城海来(理工1=浜松北)が、OP男子三段跳で神崎琥太朗(政経1=明大中野)がそれぞれ自己ベストを更新し、収穫のある大会となった。
◆7・20 第75回法大対明大定期大会(法大多摩校地陸上競技場)
▼男子100メートル(対校)
南 4位 10秒51
上新 5位 10秒52
佐藤 6位 10秒84
▼男子100メートル(OP)
2組
増川 10秒87
神崎 11秒55
▼男子200メートル(OP)
中谷 22秒34 2位
▼男子400メートル(対校)
荒澤 48秒54 3位
マーティン 49秒20 5位
▼男子走幅跳(対校)
山城 3位 7メートル25 自己ベスト
竹内 5位 6メートル85
神崎 6位 6メートル78
▼男子走幅跳(OP)
松木 6メートル57
▼男子三段跳(OP)
神崎 15メートル11 自己ベスト
宮坂 14メートル45
山城 14メートル30
藤原 14メートル18
▼男子砲丸投げ(対校)
小野 4位 6メートル69
▼男子100メートルトライアル(OP)
1組
上新 2着 10秒63
竹内 4着 11秒02
100メートルから400メートルまでの短距離種目は、暑さの影響もあり多くのレースで法大に先着を許す。ラストイヤーに懸ける上新魁(政経4=明大八王子)が対校とトライアルで2度100メートルに出場したが、自己ベストを更新した選手もおらず、苦しい試合となった。
奮闘を見せたのは跳躍種目。OP男子三段跳では神崎が自己ベストを更新する15メートル11をマークし、出場選手中トップの記録を残した。対校男子走幅跳でも山城が自己記録を上回る跳躍を見せ、1年生が今後につながる一面を見せた。
暑さで記録を伸ばしづらいコンディションの中でも、跳躍種目で2人のルーキーが自己ベストを更新した。来年度の関東学生対校選手権(関東インカレ)、日本学生対校選手権(日本インカレ)といった主要大会で結果を残すことに期待したい。
[橋場涼斗]
試合後のコメント
上新
——今日1日振り返っていかがでしたか。
「4年間明大の選手としてやってきた中では初めての対校戦での試合でしたが、法大のグラウンドは、自己ベストが出やすい環境というふうに自分の中で認識していました。競技者としてその記録を出すということを目標に頑張ったのですが、そこがかなうことなく悔しい思いでいっぱいかなと思います」
——応援してくださっている方に一言お願いします。
「不甲斐ない結果ばかりなのですが、応援してくださっている皆さんのおかげで私たちは走れています。そこは胸に留めながらこれからも活躍を見守っていただければと思います」
竹内一歩(商3=高知学芸)
——明法戦の雰囲気いかがでしたか。
「みんなチーム一丸となって戦っている感じがあって、雰囲気はよかったです」
——ご自身の走り幅跳びは振り返ってどうでしたか。
「助走の前半から、スピードを出していくというところが、体がこわばってできず、記録が伸びなかった原因だと考えています」
南海斗(理工2=横須賀大津)
——今日のレースを振り返っていかがでしたか。
「関東インカレでフライングしてしまい、悔しい思いをしたので、見た目も心もガラッと変えて、絶対自己ベスト出すぞという気持ちで挑みました。その結果、レースとしてスタートは遅れてしまったのですが、後半自分の持ち味を出して、自己ベストを出すことができたので、そこはまず評価したいと思います」
——法明戦の雰囲気はいかがでしたか。
「法大もとても強いので、明大としては頑張ってしがみつくみたいな感じで、一人一人集中できていました。立明戦(明大対立大定期対校大会)と比べて、全体でも頑張ろうという感じでやれたと思います」
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