東海大の高い決定力に太刀打ちできず3連敗/関東大学1部リーグ戦

 リーグ戦も2巡目に突入した。今試合は、1巡目ではシーソーゲームの末勝利をつかんだ東海大との対戦。リベンジを狙う相手の気迫のこもったプレーに圧倒され、第1Qで24点の大きなビハインドを背負う。明大は3Pシュートを高確率で決め応戦するも、序盤の失点が響き今季初の3連敗を喫した。

◆8・27〜11・2 第101回関東大学1部リーグ戦(白鷗大大行寺キャンパス他)

▼10・4 対東海大戦(専大生田キャンパス)

明大65{9-33、24-23、23-18、9-18}92東海大◯

 スターターはPG湧川裕斗(政経1=福岡大大濠)、PG森田稀羅(営3=北陸学院)、SF武藤俊太朗(政経3=開志国際)、PF山岸優介(政経4=洛南)、PF石川晃希(営2=宇都宮工業)。

 今試合の対戦相手は、総合力が非常に高く特別指定選手としてプロチーム加入を果たしたメンバーを擁するタレント軍団・東海大。1巡目で勝利したとはいえ、侮れない相手だ。明大はスターターを大きく変えて臨むも、試合序盤から東海大のシュート力、そして強度の高いディフェンスに苦しめられる。思うようなチームオフェンスを展開できず、チームのストロングポイントであるディフェンスも攻略され一対一でしか太刀打ちできない状態に。第1Qを9-33と、24点ビハインドでの幕開けとなった。 

 第2Qに入り、逆襲に燃える明大は湧川を筆頭にアウトサイドからのオフェンスが増える。高確率でチームの3Pシュートが決まり、徐々に点差を縮めていく。また、ペイント内では武藤が躍動。「1巡目は、本当に自分としては乗ってこないまま終わってしまったが、2巡目からはコーチ陣にもどんどん打っていけというのは言われていたので、今日は自分としてはいいスタートを切れた」(武藤)と、ミドルシュートやリバウンドからの得点でチームをけん引した。しかし、相手の広いシュートレンジから織りなされる高確率のシュートを防ぐことができず。最終的には27点差をつけられ敗戦した。

 明大の次戦は日体大と、今試合に引き続き厳しい戦いが予想される。現在3連敗で6位に位置しているが、ここから挽回できるか。

[平良有梨奈]

今日のコメント

武藤

――2巡目最初の試合ですが、どういった気持ちで試合に入りましたか。

 「1巡目は最後連敗で終わってしまったので、2巡目はいい形で入れるようにしてきました。今日の試合は、1巡目に東海には勝っていたので気合いは入れていたのですが、東海の強度に負けてしまって、1Qの点差が大きくなってしまったかなと思います」

――今日はリバウンドの部分でも相手が上回っていましたが、その点を振り返っていかがですか。

 「僕たちは日本人しかいないので、鬼(鬼澤伸太朗・国際3=福岡大大濠)や大聖(塚田大聖・政経3=土浦日大)に任せるのではなくて、ウイング陣の僕らもどんどんディフェンスリバウンドを飛び込んでいかないと今日みたいな感じになってしまうと思うので、そこは明日も課題です」

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