新体制で挑んだ初陣 勝利とはならず/東京都選手権

2025.10.06

 8月末に開催された日本学生選手権(インカレ)で4年生が引退してから迎えた初の大会。序盤から厳しい展開が続き完敗。初勝利は次戦以降に持ち越しとなった。

◆10・4~10・26 東京都選手権
▼10・4 対三建 (専大生田キャンパス)
明大10{4-7、1-6、3-4、2-4}21三建30CLUB○

「後輩たちと一緒に盛り上げながら頑張っていこうという思いだった」(高田将太郎主将・法3=明大中野)と強豪社会人チーム・三建30CLUBに挑んだ明大。第1P、三建の高い攻撃力に押されながらも濱口颯太朗(農2=明大中野)を中心に4得点を挙げ何とか食らいつく。

 第2P以降はディフェンスの乱れから失点がかさみ、前半を終えて513。後半も果敢に泳ぎで勝負を仕掛けたが、「相手の1対1の強さに押される場面が目立った」(濱口)と個々の決定力で上回る三建を最後まで崩し切ることはできなかった。

 次戦は慶大との一戦。「同じ大学生同士なので、気持ちを作り直してしっかり勝ち切りたい」(濱口)と意気込む。社会人の壁に跳ね返された悔しさを糧に。新生水球部の挑戦は始まったばかりだ。

[川瀬吾一]

試合後のコメント

高田主将
――試合を振り返っていかがですか。
 
「自分たちの泳ぎを生かしたようなテンポで水球をすることができなかったので、そこが敗因だと思います」

――チームの雰囲気はいかがですか。
「下級生が盛り上げて、練習から声を出してくれて、チーム全体としては明るい活気があるようなチームになっています」

濱口
――プレーを振り返っていかがですか。
「第1Pに相手選手のマークについた際に、隙を突いたりポジションを取ったりなどがうまくいったのですが、後半は自分の体力不足もあり雑なプレーになってしまったことが多かったです」

――次戦への意気込みをお願いします。
「同じ大学生同士の試合となるので、気持ちをまた作り直してしっかり勝ち切りたいと思います」