芝田がリーグ戦初ゴール!東海大に完封勝利/関東大学1部リーグ戦

2025.10.01

 第13節は、リーグ前半戦でドローに終わった東海大との対戦。明大は芝田のトップチーム初ゴールを皮切りに3得点を挙げ勝利。これにより順位を一つ上げ、3位に浮上した。

 前半は東海大の果敢な攻めでゴール前にボールを集められ、やや押される展開となった。しかし25分、前節から続けてスタメン起用の芝田がこぼれ球を押し込み、先制に成功する。芝田はリーグ戦初ゴールとなるこのゴールを「初ゴールを取れたことがすごくうれしい。ボールが縦に抜け出した時から、ゴール前に走り込めば何かあるかなと思って走ったら決めることができたので良かった」と振り返った。リードした後もディフェンス陣を中心に相手にゴールを許さず、1-0で前半を折り返す。

(写真:ドリブルをする真鍋)
 「前節の慶大戦の終了間際の(90分で失点)反省を生かして、1点取っても1試合通して攻守ともに集中していこうという話をした」(池上寿之監督)。ハーフタイム時の監督の言葉を受け、向かった後半戦。攻撃では69分、CK(コーナーキック)から上がったこぼれ球を真鍋が積極的に押し込み、2点目を決める。そして83分には稲垣の一撃がゴールに突き刺さり、3点目を挙げる。守備では再三にわたる濱﨑の好セーブが光り、そのまま3-0で勝利。「自分が出たこの2試合は勝てていなかったので、自分が勝利に貢献しようという思いが強かった」(濱﨑)と気持ちの強さをプレーで示した。

(写真:シュートを決めた稲垣)
 完封勝利を遂げた勢いを次節以降に生かしていけるか。「目の前の試合に全てを懸けて絶対に勝てるようにしたい」(池上監督)。“リーグ戦優勝”。ただ一つの目標に向け、明大は一戦必勝で向かっていく。
[吉㟢帆奏]