
1巡目最終戦 ミスが重なり黒星/関東大学女子2部リーグAブロック
リーグ戦1巡目最終戦、ここまで勝ちなしの明大は共栄大と対戦した。留学生擁する強度のあるチーム相手に序盤から苦戦を強いられ、終わってみれば30点近い点差での大敗に終わった。
◆8・30~10・26 第75回関東大学2部リーグAブロック(日女体大他)
▼9・27 対共栄大戦(桐蔭横浜大)
明大64{16-31、21-19、18-23、9-19}92共栄大〇
PG萩原加奈(文3=浜松開誠館)、SF神山南帆主将(文4=白鴎大足利)、SF藤井花(商1=日本航空)、F尾花優心(政経2=下妻第一)、CF後藤葉の佳(理工4=鵠沼)。
「今までの課題よりも前のところで折れてしまった」(杉山実子・文1=浜松開誠館)と課題であった後半ではなく、立ち上がりから共栄大に押される展開に。「ディフェンスがダメだった」(後藤)と悔いを残す結果となった。オフェンスでも「シュートの確率が悪いのにリバウンドを向こうに取られてしまった」(後藤)と精彩を欠いた。
後半戦、14点差を追う明大。「リバウンドを相手に取られてしまった」(後藤)とオフェンスリバウンドやルーズボールの競り合いでも苦戦を強いられる。第4Qでは相手にさらに得点を許し、7連敗となった。「最初から最後までやられてしまった」(杉山)と反省を口にした。
次の試合からはリーグ戦2巡目が始まる。いまだ勝ちなしだが、惜しい試合はいくつもあった。「オフェンスやディフェンスでは戦えていると思う。勝ち切る意識をもってやれるか」(後藤)と残り試合をチーム一丸となって戦う決意を示した。「自分たちの力を発揮したい」(杉山)。積み重ねてきた取り組みを力に変えることができるか。
[川瀬吾一]
試合後のコメント
後藤
――1巡目の試合を通して得られたことは何ですか。
「今日の試合は結構点差離れちゃったんですけど、前回の試合(日女体大戦)も5点差だったり、(江戸川大戦では)2点差で負けたりして。いい勝負をしている時点の重ね合いになった時に、ブレイクをする力がないというのは1巡目から感じていて。いい勝負ができているのに第3Qで離れるとか、最後抜き切れないとか、決めても守りきれないとか『チームで勢いをつくる』というところが課題だなというふうに思っていて。自分たちのオフェンスやディフェンスで十分戦えているというのはなんとなく分かってきているので、勝ち切るとなった時に、決めた後に1本守れるかとか、絶対1本欲しいという時に、全員でそういう意識を持ってちゃんとやれるのかという雰囲気づくりも含めて、共通認識をもっと持たないとなという課題が見えました」
――2巡目に向けて、どのようなところを改善して臨みたいですか。
「それぞれのチームに対しての対策はもちろんですけど、まずは今日目に見えたリバウンドのルーズボールのところ、そういった基礎的な部分を絶対的に固めます。自分たちがそうやって基礎を固めてできたチャンスを絶対モノにするということと、そこからつくったチャンスの波に乗る。自分たちの勢いづくりを2巡目でやって、絶対に勝ち切れるようになりたいと思います」
杉山
――2巡目の抱負をお願いします。
「相手も自分たちもやってくることが大体分かっている中での試合になってくると思うので、そこを上回って自分たちの力を発揮できるように頑張りたいと思います」
関連記事
RELATED ENTRIES