渡邉の3位が最高/日本短水路選手権

1999.01.01
 酒井志穂選手(ブリヂストン)が世界記録を出し、多くの日本新記録が生まれ、盛り上がりを見せた今大会。OBの伊藤(平19商卒・現ミズノスイムチーム)、佐野(平18法卒・現ミズノスイムチーム)も日本新記録を更新するものの、現役部員の成績は振るわず終わった。
両日ともに、決勝に残った選手は渡邉たった一人のみ。大会初日、渡邉は得意の200mで自己ベストを2秒近くも更新し、納得の3位入賞を果たした。「ベストを目標にやってきて達成できたから良かった」と安堵の表情を見せた。
 
 大会2日目、渡邉が100m背泳ぎの決勝に残るも、順位は8位に終わった。「ベストだからまぁ良かった。100mは得意ではないから決勝に残ることを目標にしていた」。これが大学生活ラストレースとなった渡邉。4月の全日本選手権は世界水泳の日本代表が懸かっている大切な大会となる。「今年は代表に入りたい」。卒業後も競技を続け、世界を目指す渡邉に期待が懸かる。