
難敵・中大に逆転勝利 夏の雪辱果たす/エイワ杯関東大学リーグ戦
2戦連続二桁得点と好調を維持する中で迎えた中大戦。明大は立ち上がりから連続得点を許すも、劇的な逆転で3連勝。FW井口藍仁(商4=埼玉栄)、FW小桑潤矢(営2=埼玉栄)の2人がそろって2ゴールを挙げた。
◆9・6~11・30 エイワ杯関東大学リーグ戦(ダイドードリンコアイスアリーナ)
▼9・27 対中大戦(ダイドードリンコアイスアリーナ)
◯明大7{4-2、 3-1、0-1}4中大
開始3分47秒、11分44秒と第1P前半はパスミスなどの守備陣のほころびから連続得点を許し、中大ペースの試合展開が予想された。しかし、井口が鮮やかなシュートを決めて1点を返すと、直後のフェイスオフでパックを奪った井口がそのままゴールへ。たった7秒間で同点に追いつき、重く苦しい雰囲気を一変させた。その後も小桑が連続で得点を挙げるなど、井口のプレーからペースをつかんだ明大は2点リードで第1Pを終えた。「エースの井口が決めてきてくれることによって、チームとしてもいい形で第1Pを終えられたのでそこはすごくよかった。2失点した時もあまり焦りはなかった」(DF村社海莉主将・文4=埼玉栄)。
第2Pも序盤からFW寺内理雲(政経2=駒大苫小牧)らがゴールを決め、リードを広げた。中盤から終盤にかけては相手の守備に阻まれ、なかなか得点には結びつかず。それでも35分、村社がパックを浮かせる技ありのミドルシュートを放ち、ダメ押しの追加点を決めた。その後の第3Pは1点を失うものの、互いにゴールを譲らず、白星を挙げた。
次戦の相手は宿敵・東洋大。〝無敗の明治〟の名のもとに、全勝優勝を目指し突き進む。
[阿部倖明]
試合後のコメント
村社
――4失点はどのように捉えていらっしゃいますか。
「そこに関してはもう少し抑えたいという気持ちがあります。4セット目で2失点してしまっているので、そこに関しては出ているメンバー一人一人が自分たちのシフトセットとしてやるべきことをもう少し考えてほしいです。でもチームとして、4失点したとしても、それよりも点を取ろうという気持ちを一人一人に持たせているので、そういう意味では今日7点取ってこられたのは良かったのではないかなと思います」
――第2セットでの得点が目立っています。
「エースである井口、2年生の小桑、FW岸本(航太・政経2=白樺学園)といった点を取れる選手がたくさんいるセットを作っているので、自分たち的には点を取ってきてくれないと困るという認識で2セット目を置かせてもらっています」
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