(3)クロカンの成長株、大竹
大会前、「調子は良い。自分の力を出し切って、ポイントを取る」と話してくれた大竹。昨年よりも一回りたくましくなった体が、この1年間の膨大な練習量を物語っていた。
3部門一の練習量と合宿数を誇るクロカン陣。それに加え大竹は実業団や地元チームの合宿にも積極的に参加し、そのスケジュールは過酷そのものだった。「“明治は下司だけだ”って言われたくない」。大きな目に大きな野心が見えた。
まず、本人いわく「得意じゃない」1.3kmスプリントを高順位で予選を通過。勢いそのままに表彰台を狙ったが、試合慣れしている上級生に圧倒され結果は11位。目標のポイント獲得にも一歩及ばなかった。「スプリントには期待していなかった分、緊張感とか勝ちたい気持ちが足りなかった」。
その悔しさをぶつけるように、最終日のリレーでは今までにない良い走りを見せる。2走の下司(政経3)から3位でバトンを渡されると、前との差を縮めようと必死に食らいついていく。「3走はどの大学も速い人を出してくるから大変だったけど、体は動いたし良い走りができた」。順位を一つ下げたものの、アンカーに表彰台の望みを残し完走した。エース揃いの3走で区間5位と健闘を見せ、「今年の順位は大竹の走りが大きかった」(下司)とメンバーからも称えられる。本人も「最後まで全力で走れたから良かった」と笑顔を見せた。
「6位、5位、4位と年々順位は上がっている。上位との差は縮まっているし、表彰台も見えてきた」。来年こそ、と力強く話した大竹。努力の人が、来年も明大を引っ張ってくれるだろう。
3部門一の練習量と合宿数を誇るクロカン陣。それに加え大竹は実業団や地元チームの合宿にも積極的に参加し、そのスケジュールは過酷そのものだった。「“明治は下司だけだ”って言われたくない」。大きな目に大きな野心が見えた。
まず、本人いわく「得意じゃない」1.3kmスプリントを高順位で予選を通過。勢いそのままに表彰台を狙ったが、試合慣れしている上級生に圧倒され結果は11位。目標のポイント獲得にも一歩及ばなかった。「スプリントには期待していなかった分、緊張感とか勝ちたい気持ちが足りなかった」。
その悔しさをぶつけるように、最終日のリレーでは今までにない良い走りを見せる。2走の下司(政経3)から3位でバトンを渡されると、前との差を縮めようと必死に食らいついていく。「3走はどの大学も速い人を出してくるから大変だったけど、体は動いたし良い走りができた」。順位を一つ下げたものの、アンカーに表彰台の望みを残し完走した。エース揃いの3走で区間5位と健闘を見せ、「今年の順位は大竹の走りが大きかった」(下司)とメンバーからも称えられる。本人も「最後まで全力で走れたから良かった」と笑顔を見せた。
「6位、5位、4位と年々順位は上がっている。上位との差は縮まっているし、表彰台も見えてきた」。来年こそ、と力強く話した大竹。努力の人が、来年も明大を引っ張ってくれるだろう。
関連記事
RELATED ENTRIES