11得点快勝 次戦に弾みのつく試合に/エイワ杯関東大学リーグ戦

 20日に行われた慶大戦で10得点し快勝を収めた明大。エイワ杯関東大学リーグ戦(秋リーグ)4戦目となる日体大戦に挑んだ。この試合も立ち上がりからアタッキングゾーンで攻め続け、第1Pから相手を圧倒。11得点を重ねて快勝を収めた。

◆9・6~11・30 エイワ杯関東大学リーグ戦(ダイドードリンコアイスアリーナ)
▼9・23 対日体大戦(ダイドードリンコアイスアリーナ)
◯明大11{3―0、4―0、4―0}0日体大

 「今日は立ち上がりからしっかり得点を決められて良かった」(FW井口藍仁・商4=埼玉栄)と明大の猛攻は試合開始早々から始まった。開始1分3秒、ブルーライン上にいた井口が一人でゴール前まで持ち込み、DF福田琉太(営4=白樺学園)がゴールネット上部への技ありの得点を決めると、その約4分後には井口からパスを受けたFW小桑潤矢(営2=埼玉栄)がゴールネットを揺らした。さらに8分20秒には再び井口と小桑のコンビネーションで3点目を獲得。試合の主導権を握ることに成功した。

 第2P以降も明大の勢いは止まらず。開始早々に小桑の2ゴールで相手を突き放すと、井口、FW伊藤周透(文1=武修館)がゴールを決めて試合を決定づけた。続く第3PもFW岸本航太(政経3=白樺学園)の2ゴールなどで4点を重ね、11得点の快勝。シュート数でも11本だった日体大に対し、明大は60本を放つなど、攻守ともに相手を圧倒した。

 この試合は、井口、岸本、小桑を擁する第2セットで8得点を重ねた。特に、井口と小桑のコンビネーションが光り、小桑は5得点。「(小桑とは)中学生の頃から何回も同じセットを組んでいたので、出しやすいところにいてくれる」(井口)と、コンビネーションに確かな手応えを感じていた。次戦の相手は、夏に行われた試合で2連敗を喫した中大だ。「しっかり勝ち切って東洋大戦を迎えたい」(井口)。全勝優勝に向け、抜群のコンディションで強敵に挑む。

[安田賢司]

試合後のコメント
井口
——本日の試合では、井口選手を擁する第2セットで8得点を重ねました。
 「ディフェンスも含めて連携ができていて、決めるところをしっかり決められたのかなと思います」

小桑
――次節の意気込みをお願いします。 
 「釧路でも戦って負けているのでしっかり全員で準備して勝ちたいと思います