
2009年快勝でスタート!/第84回天皇杯全日本総合選手権
2009年の天皇杯も元旦から始まった。明治の1回戦の相手は、中国地方代表のツースリー。クラブチームを相手に序盤は競り合う場面が見られたが、着実に点を重ねた本学が大学5位の力を見せつけ、新年最初に快勝を収めた。
高校、大学、社会人、プロチームと、さまざまなカテゴリーの相手とぶつかる天皇杯。今日は相手チームの情報が少ない中、序盤はツースリーのプレッシャーにてこずり、思うように点差をつけられなかった。しかし、本年最初の試合でも本学の軸となったのは伊与田主将(政経4)、山下(営4)のツーガード。特にオフェンスの中心となった山下が試合を引っ張り、出だしに目立ったミスを第1クォーター終盤の速攻で立て直した。18‐13とリードして始まった第2クォーター以降は本学が流れを握り続け、エース金丸(晃・政経2)、川崎(政経3)らのスターターだけでなく田村(政経1)、岩澤(政経3)ら途中出場のメンバーも得点を重ねていった。第3クォーターでは金丸(晃)がボックスワンを仕掛けられる場面もあったが、チーム全体で攻めのテンポを崩さず、反対にさらにリードを広げる。終盤も、外から積極的にシュートを狙ってきたツースリーに対しリバウンドから攻撃につなぎ、追い上げを許さなかった。
最終的に86‐55というスコアで快勝し、天皇杯2回戦に駒を進めた。
最終的に86‐55というスコアで快勝し、天皇杯2回戦に駒を進めた。
31点差での勝利といえども、「出だしが固かった」(金丸(英)・商3)、「個人的にもチーム的にも動きがあまり良くなかった」(川崎)と反省点を口にした選手たち。今年も常に上を目指し続けるチームは、年明けの1勝目にも気を引き締めていた。2回戦の相手は、年末にウィンターカップ3連覇の偉業を成し遂げたばかりの高校バスケの名門・洛南高。「やりにくいけど、あまり意識せずに頑張りたい」と語った岩澤、田村は母校の後輩との対戦となる。大学生らしいプレーで明治の強さを見せつけてほしい。
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