
魔の第3Q 惜敗で初勝利はお預け/関東大学女子2部リーグAブロック
第6戦目の相手は日女体大。 前半を1点ビハインドで終え、勝負をかけたい後半だったが惜しくも数点届かず。リーグ戦初勝利は持ち越しとなった。
◆8・30~10・26 第75回関東大学2部リーグAブロック(日女体大他)
▼9・21 対日女体大戦(日女体大)
明大80 {18ー22、24ー21、20ー24、18ー18}85日女体大◯
スターターは、PG萩原加奈(文3=浜松開誠館)、SF神山南帆主将(文4=白鴎大足利)、SF藤井花(商1=日本航空)、F尾花優心(政経2=下妻第一)、CF後藤葉の佳(理工4=鵠沼)。
相手は試合前時点で1勝にとどまる日女体大で、上位進出に向け共に負けられない一戦。前半から萩原と杉山実子(文1=浜松開誠館)の連携が光り、拮抗(きっこう)した展開を見せる。「中を固めて相手に外のシュートを打たせて、そのリバウンドを取る」(神山)という明大の流れを徹底し、前半は1点ビハインドで折り返す好展開。
だが第3Q、勢いに乗れない。開始直後から後藤の連続ミドルシュートなどで得点を重ねるが、点差は広がらずもどかしい展開が続く。「第3Qの最初5分は良かったが、後半に少しミスが続いた。第3Qだけのスコアで見ると4点負けていて、最終スコアから見れば大きい差」(神山)と反省したように、ゴール下のイージーショット、フリースローでのミスが響いた。第4Qでは好ディフェンスを見せ、点差を広げさせなかっただけに惜しい時間帯だった。
今試合は5点差での惜敗となった。主将も話したように、第3Qの展開に苦戦中の明大。ここまでのリーグ戦全6試合のうち、第3Qのスコアだけ見ると全てリードを許している。競った展開の中では、細かなミスが試合の流れを左右する。前半に好プレーを見せる試合が多いだけに、ハーフタイム後の出だしを改めて見直していきたい。
[橋本太陽]
試合後のコメント
神山
――ここまでチームの雰囲気はいかがでしょうか。
「常に明るくて、帰ってくるとベンチも盛り上げてくれていたりとか、すごくいい状態なので、それを継続していきたいです。コート内の流れが悪い時でも、ベンチが声を出して流れを変えてくれる存在でいてくれます。落ち込まないように、悪いミスが続いても切り替えてすぐ次のプレーに取りかかれるようにしていけたらいいかなと思います」
――次の試合へ意気込みをお願いします。
「次は絶対に1勝します。インカレ(全日本大学選手権)に出場したいので。何がなんでも勝ちます」
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