10得点で快勝 慶大下し3連勝/エイワ杯関東大学リーグ戦

 チームの目標として「全勝優勝」を掲げる明大は慶大との一戦に臨んだ。第1Pから課題の得点力を感じさせない猛攻をしかけ、慶大を下した。

◆9・6~11・30 エイワ杯関東大学リーグ戦(ダイドードリンコアイスアリーナ)
▼9・20 対慶大戦(ダイドードリンコアイスアリーナ)
〇明大10{4―0、4―0、2―1}1慶大

 「立ち上がりの悪さを改善できた」(FW岸本航太・政経3=白樺学園)と、これまでの試合の課題であった立ち上がりに得点を奪ってみせた。その後も立て続けに追加点を奪い、第1Pから試合の主導権を握ると第2Pも「試合を通していい流れで進めることができた」(DF工藤秀生・商1=北海道清水)と、さらに4点を積み上げ、慶大を大きく突き放した。

 第3P、ゴール前での粘り強い攻撃からさらに2得点を重ねるも、終盤に守備のほころびから失点。「相手の動きを見てクリアすることができなかった」(工藤)と、反省を口にした。

 10得点を奪う大勝はチームにとって大きな収穫となった。これまでは得点力不足が課題とされてきたが「みんなが足を動かしてゴールに向かったり、泥臭いプレーを共有できたりしたことが得点につながった」(岸本)と、全員が同じ意識を持って攻め切ったことが結果に直結した。目標は〝全勝優勝〟。春に果たすことのできなかった優勝に向けて突き進む。

[川瀬吾一]

試合後のコメント

工藤秀
――得点力不足のなか10得点を挙げました。
 「第1Pからしっかりチャンスを決めきるというところをしっかり意識して得点につながったので、次の試合やこれからにつなげていきたいです」

岸本
――次戦への抱負をお願いします。
 「次戦が終われば中大や東洋大と当たるので、次につながるようなゲームにしたいです」