
尾を引いたターンオーバー 順大に敗戦/関東大学女子2部リーグAブロック
第5戦目の相手は順大。前半は相手にターンオーバーを許し得点を重ねられてしまう。後半は序盤こそ差を詰めたが逆転まではいかず。58―77で敗北に終わった。
◆8・30~10・26 第75回関東大学2部リーグAブロック(日女体大他)
▼9・20 対順大戦(日女体大)
明大58{15-27、18-15、13-21、12-14}77順大○
スターターは、PG萩原加奈(文3=浜松開誠館)、SF神山南帆主将(文4=白鴎大足利)、SF藤井花(商1=日本航空)、F尾花優心(政経2=下妻第一)、CF後藤葉の佳(理工4=鵠沼)。
今リーグ戦初勝利へ「まだ勝ち点がないので、今日こそは勝ちたいという思いで1週間対策しながら挑んだ戦いだった」(後藤)。序盤からスピード感のあるバスケを見せるも、負けられないというプレッシャーや焦りからかパスミスが目立ち相手にリードを許す展開に。徐々に落ち着きを取り戻すと萩原の3Pシュートなどで迫り、試合を9点ビハインドで折り返す。
後半に入っても序盤は優位に進め、一時は6点差に詰め寄った。しかし、スティールを許すとそこから流れは順大に。「ドリブルが増えたりオンボールスクリーンだけのプレーになった」(後藤)と相手に抑え込まれ徐々に突き放されていった。終盤には中川蒼渚(農1=船橋東)がリーグ戦デビューを飾り「率直にとてもうれしかった」と振り返る。中川は自身の持ち味にシュートを挙げ「攻守でチームやゲームの流れを変えられる選手になりたい」と飛躍を誓った。試合は終始リードを許したまま58―77で敗戦を喫した。
最終結果こそ19点差をつけられたが、決して戦えていないわけではない。後藤は「自分たちのミスでいい流れを止めて相手の得点を増やしてしまい、自分たちを苦しめてしまった」とミスを嘆いた。この課題を改善し、目標のインカレ出場なるか。今後に注目が高まる。
[早坂春佑]
試合後のコメント
後藤
――ミスが目立ちましたが焦りもありましたか。
「2―2-1というプレスで当たってくるのは分かっていて、こういうことをやろうという話もあったのですが、実際の試合で順大と戦ってみて相手のプレッシャーが強いところやミスからボールマンも周りのみんなも一緒になって焦ってしまいました」
――ご自身のプレーを振り返っていかがですか。
「順大はドリブルメインのチームだったので、後ろに下がるという対策をしていて自分の中でハマっていたなと思いました。ですが、他の子がやっている時のヘルプにいけなくて、もっと自分から声を出して周りを動かした方がうまくディフェンスができたなと思いました」
中川
――明大バスケ部の雰囲気いかがですか。
「先輩方や同期もみんな優しくて、いつも楽しい雰囲気でバスケをさせてもらっています」
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