
明大3連勝 男女ともに勢い止まらず/関東大学秋季リーグ戦
関東大学秋季リーグ戦(秋季リーグ)の3日目、男子は日大、女子は日体大と対戦し、勝利を収めた。男女ともに3連勝を果たし、リーグ制覇に向けて大きく前進した。
◆9・13〜15、20、21 関東大学秋季リーグ戦(日体大米本記念体育館)
▼男子
宮下◯2―0石原
藤原◯2―0中森
宮下・栁川組1―2◯後藤・阿保組
佐藤・高田組0―2◯江口・稲川組
中川◯2―1千葉
▼女子
小原未◯2―0今泉
高津◯2―1工谷
小原陽・亀井組◯2―1加藤・西田組
杉山・石川組1-2◯谷川・長組
田代1―2◯根波
男子は日大と対戦した。第1シングルスの宮下怜(政経4=埼玉栄)は、高速のスマッシュを連発し、相手を圧倒。観客席からは歓声が上がった。第1、2ゲームを先取しストレート勝ちを果たした。続く第2シングルスは、藤原睦月(商3=埼玉栄)。プッシュとスマッシュを使い分け、終始リードを保つ。最後は、ネットぎわのプレーで相手のミスを誘い、この試合を制した。第1ダブルスには、宮下・栁川蓮主将(商4=瓊浦)組が出場した。第1ゲームを危なげなく制すと、続く第2ゲームではミスが目立ち、このゲームを落とす。第3ゲームでは、ハーフタイムの時点で9―11と3点を追う展開。冷静なプレーで19―20と点差を1点に縮めるも、最後はコートの隅にプッシュを決められ、勝利を逃した。
第2ダブルスは佐藤瑠活(政経2=東大阪大柏原)・高田隆誠(商1=瓊浦)組だった。第1ゲームでは試合をデュースに持ち込み、粘りを見せた。しかし、第1、2ゲームを連続で落としストレート負け。チームの勝利を懸けた第3シングルスは中川友那(商2=埼玉栄)が出場した。第1ゲームを落とすも、続く第2ゲームでは気持ちを切り替え、序盤から6―0と優勢に立つ。リードを保ち、第2ゲームを制した。勢いに乗った中川は第3ゲームでも試合を支配した。連続でスマッシュを放ち、相手の反撃のスキを与えなかった。このゲームを制し、3―2で日大に勝利を収めた。
女子は3―2で日体大に勝利した。第1シングルスの小原未空(政経2=埼玉栄)は、21―18、21―15と着実な試合運びを見せ、ストレート勝ち。第2シングルスはルーキーの高津愛花(政経1=埼玉栄)が出場した。第1ゲームを得て挑んだ第2ゲームでは、3点差まで迫るも惜しくもゲームを落とす。第3ゲームでは気持ちを切り替え、序盤からリードを確立した。最後は、相手を上下に揺さぶりミスを誘発。この試合を勝ち切った。
第1ダブルスは、小原陽夏(農4=酪農学園大付とわの森三愛)・亀井菜杏(農3=聖ウルスラ学院英智)組。第1ゲームでは6点差でリードするも、相手の追い上げに遭いゲームを落とす。続く第2ゲームは勝利。第3ゲームでは一進一退の攻防が続いた。試合終盤、小原陽のスマッシュが決まり、18―16と2点のリードが生まれる。このリードを最後まで保ち、試合を制した。この時点で明大が先に3勝を果たし、日体大に勝利した。第2ダブルスの杉山凛(文4=西武台千葉)・石川乃乃葉(文1=青森山田)組、第3シングルスの田代葵楓(商4=埼玉栄)は、勝利を逃した。
秋季リーグも中盤に差し掛かり、男女ともに3連勝と勢いを維持している。リーグ制覇に向けて、残りの2日間の明大の活躍に目が離せない。
[武田隼輔]
試合後のコメント
藤原
――試合の振り返りをお願いします。
「あまり試合を意識せず、インカレ(全日本学生選手権)に向けての練習ぐらいの気持ちでやったのが良かったと思います」
――試合に対する姿勢について詳しく教えてください。
「東インカレ(東日本学生選手権)が終わった後、モチベーションがあまり上がらない状態で、モチベーションの出し方に苦労しました。試合と思うよりも、練習の一環としてやった方がうまくと感じ、そういう気持ちでやりました」
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