因縁の専大に勝利 優勝へ望みつなぐ/秋季関東学生1部リーグ戦 

2025.09.18

 秋季関東学生1部リーグ戦(秋リーグ)4日目は宿敵・専大と対戦。初戦を落とすも続く木方圭介(政経2=野田学園)がフルセットの接戦を制し流れを引き寄せ、その勢いのまま4-2で勝利。優勝へ望みをつないだ1戦となった。

 中大戦に競り勝ち、迎えた専大戦。明大は1番の石井佑季(商1=希望ヶ丘)がストレート負けを喫する。2番・木方は「レシーブの時になかなか点が取れなくて、そこが苦しかった」と一度負けたことのある相手に先に2セットを取られてしまう。しかし「自分が(チームの)流れを取り戻す」と攻撃の手を緩めず相手のミスを誘いフルセットの死闘を制し、同点に持ち込む。波に乗りたい明大だったが続く芝拓人(情コミ2=野田学園)は実力を発揮できず0-3で敗戦。劣勢のまま試合は後半戦へと進む。

 飯村悠太(商3=野田学園)・木方ペアのダブルスは第1セットを落とすも「凡ミスが続いて簡単に取られたので細かいところを意識しながらやった」(飯村悠)とミスを修正しながらサービスエースなどで得点を重ね試合を支配する。「第2セットからは自分たちらしくプレーできた」(木方)という言葉通り両者の持ち味であるフォアハンドで相手を崩し、3-1で勝利を収めた。5番のルーキー・水谷悠真(商1=実践学園)は流れをつかみ損ねるも「サーブを工夫して流れがよくなった」と3セットを連取し3-1で白星を挙げた。6番・飯村悠は危なげなくストレートで勝利を収め、宿敵・専大相手に4-2で勝利した。

 優勝へ望みをつなげるためには負けられなかった今試合。優勝へは次戦の早大戦での勝利が絶対条件となる。「自分たちの試合に集中して、できることをやっていけたら」(水谷)。王者復活へ、明大の健闘に期待だ。

[重見航輝]

試合後のコメント

木方

――シングルスはフルセットでしたが苦しかったところはありますか
 「自分のサーブの時の展開が結構良かったと思うのですが、レシーブの時になかなか点数が取れなくて、そこが苦しかったです」

――早大戦への意気込みをお願いします。
 「ここ最近早稲田に勝てていないので、最後勝って1敗で終われるように頑張っていきたいです」

水谷

――熱戦でしたが反省点などはありますか。
 「サーブからの展開の時は結構良かったのですが、レシーブミスや自分の力んだミスが多かったので、そこを改善していきたいと思います」