
ホームゲーム2連勝 1点差の接戦を制す/関東大学1部リーグ戦
ホームゲーム2日目には、関東大学選手権の3位決定戦で火花を散らした日大との試合が行われた。試合序盤から両チームともに強度の高いディフェンスで互いに得点を許さない拮抗(きっこう)した展開が続き、前半を終え33―32とロースコアの展開で試合が進む。後半、流れをつかみたい明大は3Pシュートを高確率で沈め攻撃のリズムを作っていくが、日大も負けじと得点しシーソーゲームにもつれる。第4Q残り数秒で見せたディフェンスが勝利の決め手となり、ホームゲームに駆けつけた大観衆の中で2連勝を収めた。
◆8・27〜11・2 第101回関東大学1部リーグ戦(白鷗大大行寺キャンパス他)
▼9・7 対日大戦(明大和泉キャンパス)
◯明大60{16―16、17―16、16―14、11―13}59日大
スターターは、PG千葉天斗主将(法4=明成)、SG針間大知(情コミ4=福岡大大濠)、SF武藤俊太朗(政経3=開志国際)、PF鬼澤伸太朗(国際3=福岡大大濠)、PF塚田大聖(政経3=土浦日大)。
ホームゲーム2日目も、明大和泉キャンパスには立ち見になるほどの大勢の観客が集まり、明大への大声援が送られた。今試合で対するは、関東大学選手権で4点差の逆転勝利を収めた日大。現時点で勝ち数で1位に並ぶ明大にとって絶対に勝利したい相手だ。
第1Qから双方の強度高いディフェンスで、試合はロースコアの締まった展開に持ち込まれる。明大はメンバーを頻繁に変えながら、ディフェンスの強度を落とさなかった。試合の流れはどちらにも傾かないまま前半を1点リードで終えた。
試合後半も継続して激しい守り合いの展開は続いた。双方がなかなかフィニッシュまで行けないような展開の中、試合の流れを変えたのは塚田の3Pシュートだった。高い打点から繰り出されるシュートには相手も対応できず、明大が逃げ切り1点差で勝利。塚田は今試合で6本中4本と高確率で3Pシュートを成功させ、勝利に大きく貢献した。
明大は今試合の白星により勝ち数で日体大・早大とともにトップを走り、これまでの勝ち試合の全てでロースコアのシーソーゲームを制している。“接戦に強い明大”を実現させるには、ディフェンスが今後も勝利のカギとなるだろう。
[平良有梨奈]
試合後のコメント
武藤
――リーグ戦に入ってからのご自身のプレーについて振り返っていかがですか。
「ケガの影響でまだ思うようなプレーが出来ていないんですけど、自分の役割はディフェンスなど沢山あるので。今は点が取れなくてもディフェンスで相手のポイントゲッターを抑えることが出来ているので、いい感じかなと思います」
――今勝ち数で首位に立っています。
「自分が入学して3年やってきて1位に一瞬でも立ったことがほぼなかったんですけど、気を抜かずに残りの試合沢山あるので頑張っていきたいです」
塚田
――今日勝てた要因は
「相手の流れになったときに崩れずに、自分たちに流れを持っていこうとする力が前よりも出ていましたし、試合をしている中で出てきた課題をすぐにベンチがタイムアウトを取って、その後解決出来ていたのが良かったのかなと思います」
――チームのディフェンスに関してはいかがですか。
「強度高く出来ていると思います、前半少しコミュニケーションミスがあったんですけど後半はしっかり修正できました」
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