
連続ミスから点差開く 今季初勝利ならず/関東大学女子2部リーグAブロック
2戦2敗と初勝利の欲しい明大。相手は昨季2部リーグAブロックで3位の松蔭大。前半は接戦に持ち込むも後半にミスが連続し敗戦した。
◆8・30~10・26 第75回関東大学2部リーグAブロック(日女体大他)
▼9・13 対松蔭大戦(桐蔭横浜大)
明大68{19-21、21-22、10-25、18-27}95松陰大○
スターターは、PG萩原加奈(文3=浜松開誠館)、SF神山南帆主将(文4=白鴎大足利)、SF藤井花(商1=日本航空)、F尾花優心(政経2=下妻第一)、CF後藤葉の佳(理工4=鵠沼)。
連敗で迎えた松蔭大戦。序盤はプレスの強い松蔭大の守りに苦しめられるも、後藤のスリーポイントや「パスランをなるべく展開するようにしていた」(尾花)と、スピード感のある動きから相手の守りを崩し、接戦に持ち込む。第2Q最後には神山が得たフリースローの権利を尾花がきちんと決め切り、40―43と3点ビハインドで前半を終えた。
しかし後半は相手の攻めに押される展開が続いた。第3Qに連続でスティールされ点を決められ流れを渡してしまう。点差を縮めたい明大だったが松陰大の守りに阻まれなかなか得点を重ねられず、流れを取り戻すことなく68―95で試合終了。今季初勝利をつかむことはできなかった。
点差が離れる中でも「挑戦者として今持っているものを最大限に出そう」(後藤)と常に明るい雰囲気で戦い続ける明大。1年生の出場時間も長く、リーグ戦期間での成長も期待できる。目標のインカレ出場へ、挑戦者としての戦いはまだ幕が開けたばかりだ。
[尼子雄一]
試合後のコメント
尾花
――今日の試合を振り返っていかがですか。
「前半は対策してきた相手の得意なところを抑えられて僅差でついていけたのでよかったです。後半はその流れが相手にいった時にリバウンドが取られてしまって、そこから悪い流れを断ち切れなかったのが負けた原因だと思います」
――1年生の出場時間が長かったですが、1年生に対してどのような思いを持っていますか。
「自分も1年生の頃結構思い切りやっていいよと先輩が言ってくれていたので、1年生には自分の得意なプレーをやってもらって、それで(自分たちが)他のところをカバーできたらいいなと思います」
後藤
――チームとしてどのようなことを意識して試合に臨んでいましたか。
「松蔭大はディフェンスが上手いところなので、1対1よりもパス回しでディフェンスを崩すことを意識していました」
――これからの試合に向けての意気込みを教えてください。
「インカレ出場を目指して最低でも5勝はしなければならないので、明日は絶対勝って、その次の試合にもつなげていきたいなと思います」
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