
秋季リーグ開幕! 男女ともに初戦を快勝で飾る/関東大学秋季リーグ戦
9月13日、関東大学秋季リーグ戦(秋季リーグ)が開幕した。男子は中大と戦い、5戦全勝で勝利。女子は日大に4−1で勝利し、男女ともに幸先のいいスタートを切った。
◆9・13〜15、20、21 関東大学秋季リーグ戦(日体大米本記念体育館)
▼男子
藤原◯2―1深井
中川◯2―1髙橋
宮下・栁川組◯2―0森川・松本組
荻原・佐藤組◯2―1深井・新木組
尾藤◯2―1五島
▼女子
小原未◯2―1西田
高津◯2―0鈴木
小原陽・亀井組0―2◯森本・牧野組
杉山・石川組◯2-0高野・西田組
田代◯2―1今田
男子は中大に全勝勝利した。男子の第1シングルスの藤原陸月(商3=埼玉栄)は、第1ゲームを19―21と僅差で落とすと、第2ゲーム序盤、相手に押され7―13まで突き放される。しかし、徐々に強烈なスマッシュが決まり、11連続得点で一気に追い上げ18―13と逆転。そのままこのゲームを勝ち取ると、第3ゲームは流れを渡さず、最後は長いラリーを制し勝利を果たした。第2シングルスの中川友那(商2=埼玉栄)は、第1ゲームを16―21で落とすも、第2ゲームは21―13で奪い返す。勝負の第3ゲームは、一進一退の攻防戦を21―19で制し勝利した。チームの勝利が懸かった第1ダブルスは4年生コンビ、宮下怜(政経4=埼玉栄)・栁川蓮主将(商4=瓊浦)組。「攻める展開が多かったので、有利に試合を進められたかな」(宮下)と力強い攻撃で相手を圧倒。21―14、21―16とストレートで白星をつかみ、明大の勝利を決めた。
第2ダブルスは、荻原聖也(政経4=ふたば未来学園)・佐藤瑠活(政経2=東大阪大柏原)組。第1ゲームを15―21で落とすも、第2ゲームは猛攻で相手を抑え21―8と奪い返し、第3ゲームも勢いそのままに21―19で勝利を収めた。5戦全勝を懸けた第3シングルスは宮下に代わって尾藤克大(商2=聖ウルスラ学院英智)が出場。第1ゲームを21―17で先取すると、第2ゲームも19―14とリード。しかし、7連続得点を許し、デュースの末21-23で落とした。続く第3ゲームは中盤まで押され気味だったが、追い上げて最終的に21―17で勝利し、5戦全勝を果たした。
女子は日大に4―1で勝利した。第1シングルスの小原未空(政経2=埼玉栄)は、第1ゲームを17―21で落とすも、第2、3ゲームは序盤から着実に得点を重ね、21―11、21―12で勝利。第2シングルスの高津愛花(政経1=埼玉栄)は、1年生ながら試合に出場。「先輩たちがいる中でこうやって出させてもらえることは、責任感もあって緊張する」と緊張感を持って挑んだ。しかし力を遺憾なく発揮し、第1ゲームを21―17、第2ゲームを21―19で、見事ストレート勝ちを収めた。
勝利まであと1勝とした第1ダブルスの小原陽夏(農4=酪農学園大付とわの森三愛)・亀井菜杏(農3=聖ウルスラ学院英智)組は14―21、15―21でストレート負け。続く第2ダブルスの杉山凛(文4=西武台千葉)・石川乃乃葉(文1=青森山田)組は第1ゲームを21―15で先取し、第2ゲームも試合の主導権を握った。14-10から追いつかれる場面もあったが、最後は押し切り21―17で勝利。最終戦の第3シングルスは田代葵楓(商4=埼玉栄)。1―1で迎えた第3ゲームを激戦の末22―20で制し、4―1で日大に勝利を果たした。
秋季リーグ初戦は男女ともに白星で飾り、優勝へ大きな一歩を踏み出した。第1ゲームを落としても、第2、3ゲームで逆転する試合が多かっただけに、2日目以降は先取できる展開に期待したい。
[野原千聖]
試合後のコメント
栁川
――調子はいかがでしたか。
「結構いいと思います。前衛もしっかり抑えて、自分の仕事がしっかりできました。俺が上げさせて、宮下が打つ。それが自分たちの形なのでよかったと思います」
宮下
――リーグ戦への意気込みをお願いします。
「この後インカレと続いていくのでインカレでも優勝できるように、最後しっかり締めくくれたらいいなと思います」
高津
――ストレート勝利となりましたがいかがですか。
「(自分の勝敗が)この後のチームの流れにかかってくるので、やはりストレートで勝ちたいなというのはありました。第2ゲームは途中まで押されて、結構プレッシャーもあったんですけど、応援とかも途中から耳に入ってきて、そこから追いついて逆転して勝ち切れたというのはよかったなと思います」
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