小野体制から平屋体制へ!/平成20年度任期交代式

1999.01.01
 1年次から主力選手としてチームを引っ張ってきた小野主将(商4)・水野(営4)を中心とし、そしてこの1年間最上級生としてチームを引っ張ってきた学年が、ついに代交代を迎えた。この式典には佐藤部長、また児玉総監督をはじめとするおよそ20人もの本学OBが駆け付け盛大に行われた。

 まず、今まで“メイジ”を支えてきた4年生からの挨拶から始まり、次に、今後の“メイジ”を引っ張る3年生からも挨拶があった。今後の抱負が述べられた。

☆4年生からのコメント☆

・小野主将
「自分にとってとても濃い4年間だった。いろんな人に支えられて全員で勝ち取った(今年の秋季リーグ戦)優勝が印象に残っている。これからも良い伝統を守ってほしい。平屋体制でも頑張ってほしい」。

・水野副主将
「この1年間チームを引っ張るのは難しいと感じた。だが、とても有意義で充実した1年であった。後輩にも、ぜひ優勝を目指してほしい。いろんな人に感謝したい」。

・原主務(文4)
「いろんな人に支えられてやってきた。これからも仲間と助け合えるようなチームを作ってほしい。お世話になりました」。

・石崎(政経4)
「今年の春季リーグ戦では自分が負けて優勝を逃したが、最後はうれしい感動を味わうことができてよかった。今年1年間成績はよくなかったので、これからが自分にとって再出発だ」。

・和田(隆・法4)
「明治の卓球部で4年間過ごしたことを誇りに思う。リーグ戦に出場するという目標を達成できて悔いはない。これからも、世界を目指して頑張ってほしい」。

・和田(大・商4)
「秋季リーグ戦4連覇ができたのが一番の思い出。来年こそは三冠を狙ってほしい。これからも頑張ってほしい」。

・鰐石(政経4)
「4年間は本当に短い。良い経験になった。後悔だけはせず全力で頑張ってほしい」。

・杉山(商4)
「良い環境で卓球ができてよかった。世界でも『明治』をアピールしてほしい」。

・望月(文4)
「4年間早かった。後悔せず頑張ってほしい。学業と卓球の両立を大切に」。

☆3年生からのコメント☆

・平屋新主将(政経3)
「主将という大役は大変だと思う。だが、小野さんの意思を受け継ぎ、良い伝統を引き継ぎ、三冠を目指す」。

・林新副主将(営3)
「三冠が最低目標。今年こそは狙う」。

・武田新主務(政経3)
「主務をしながらも、チームの三冠に貢献したい」。

☆児玉総監督からのコメント☆
「4年生ありがとう。卓球を続ける者も辞める者も強い気持ちを持て。そして、立派な社会人になれ。来年からは平屋新体制だ。平屋には鬼になってチームをまとめていってほしい」。

 交代式終了後、児玉総監督主催のミーティングが開かれた。テーマは「Yes, we can(そうだ、私たちはできるのだ)→Yes, we, did(そうだ、私たちはやったぞ)」。児玉総監督の長年にわたって積み上げてきた経験をもとにした、「自分が変わらないと、未来は変わらない」(児玉総監督)などの発言に対し、選手たちも熱心に耳を傾けていた。

 この日から正式に始動し始めた平屋新体制。平屋・林を中心とした3年生は団体戦出場経験が浅い。だが、全日本学生選手権3位の軽部(営2)、ベスト8の甲斐(営1)などの下級生の奮闘には負けていられない。「3年生には特に実力がとび抜けた選手はいない。だけど3年生からもリーグ戦に出場する選手が1人は出ることになると思う。その選手が勝てばチームは勝つ。そういう意味で3年生がカギを握っている」(水野)。3年生の今後の成長にチームの行く末は懸かっている。平屋を中心としたチーム作りに、来年度の三冠(春季リーグ戦・インカレ・秋季リーグ戦の優勝)獲得に注目が集まる。ついに、平屋新体制の幕開けだ。