
続く快勝で4連勝 止まらぬ快進撃/関東学生秋季1部リーグ戦
秋季リーグ戦(秋リーグ)の4戦目は、立大新座体育館で行われた。前半の大量得点で点差を広げると、後半では日体大の勢いを見事抑え、勝利を飾った。今回の勝利で、関東学生春季1部リーグ戦(春リーグ)と東京都選手権兼日本選手権東京都予選会に続き、日体大を再度打ち破る形となった。
◆8・30~9・28 関東学生秋季1部リーグ戦(明大和泉体育館他)
▼9・7 対日体大戦(立大新座体育館)
◯明大40{20―9、20―23}32日体大
前半は明大の強みを最大限に示した戦いだった。「固いディフェンスからの多彩な攻撃という自分たちの特色が出せた」(外種子田渓汰主将・商4=国分)。試合開始3分、小泉涼太(農3=藤代紫水)がクイック速攻で得点すると、栃尾佑(法3=北陸)と小嶋悠斗(営3=市川)が連続ゴール。前半10分には5点差と日体大を突き放した。その後、日体大の反撃が始まるも、GK坂本京介(営1=洛北)が連続でゴールを守り、試合の流れを完全につかむ。前半19分に相手の反則で数的有利を得ると、青砥直輝(商1=駿台甲府)のシュートから明大の猛攻が始まり、パスカットや巧みなパス回しでさらに7連続得点を決める。前半残り5分を切ったところで、再び日体大の攻勢が始まるが、明大は固いディフェンスで攻撃を防ぐ。坂本と青砥の連携でカウンターを決めるなど、最後まで攻撃の手を緩めず、20―9の大差で前半を終えた。
栃尾の先制点から始まった後半。後半3分に反則で数的不利に陥るが、守勢に回り続けることなく、交互に点を奪い合う展開に。「10点差ついており、相手にペースを握らせなければ勝ちは間違いなかったので、そこを徹底しようという話を(ハーフタイムで)した」(外種子田主将)と語ったように、連続失点を避けたい明大は、着実に得点を重ねる日体大を相手に食らいつく。中盤、近藤佑樹(農4=春日丘)が7メートルスローを確実に決めると、細野聖太(政経4=春日丘)が身を大きく乗り出すシュートを決める。終盤では、日体大が勢いに乗ったことに加え、反則で退場者が出たことで失点を重ねるも、熊谷継(農1=藤代紫水)と青砥が得点を挙げ、最後はGK柳瀬陽介(政経2=浅野)の連続好セーブで試合を終えた。
立大戦に続き、日体大戦でも大勝を収めた明大だったが、強敵との戦いはまだ残っている。「来週は東海大、筑波大と難しい相手ではあるが、やることをしっかりやれば6連勝も見えてくると思う」(外種田主将)。勢いを維持し、最後まで優位に立ち続けることができるのか。秋リーグの後半戦が始まる。
[ウエスト宙]
試合後のコメント
加藤良典監督
――次戦に向けての意気込みをお願いします。
「4連勝で折り返しになってくるので、試合を重ねるごとにチームが良くなっていけばいいと思います」
栃尾
――次戦に向けての意気込みをお願いします。
「次の東海大戦、相性があまり良くないのですが、それでも自分たちのやることをしっかりして勝てればと思います」
熊谷
――後半に臨むにあたってどのような意識をしましたか。
「基本的なところは変えずに、リードしている中でも0―0からという意識でやりました」
――次戦に向けての意気込みをお願いします。
「やることをできれば戦える相手だと思うので、自分たちのやることを整理して頑張りたいと思います」
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