
秋リーグ開幕! 無敗の明治が好発進/エイワ杯関東大学リーグ戦
秩父宮杯関東大学選手権(春リーグ)では無敗にも関わらず準優勝と悔しい結果となった明大。「春リーグは大事な場面で勝ち切れなかった試合があったので、秋リーグ(エイワ杯関東大学リーグ戦)は最後まで勝ち切れるようにしたい」(FW井口藍仁・商4=埼玉栄)と明大アイスホッケー部の戦いが始まった。
◆9・6~11・30 エイワ杯関東大学リーグ戦(ダイドードリンコアイスアリーナ)
▼9・7 対日大戦(ダイドードリンコアイスアリーナ)
〇明大11{2-0、5-0、4-0}0日大
明大は序盤から流れをつかみ、ゲームを支配した。開始4分でFW小桑潤矢(営2=埼玉栄)、DF福田琉太(営4=白樺学園)がつなぎ、井口に渡ると相手ゴールキーパーの左上の空いたところに冷静に放ったシュートがネットを揺らした。井口がフリーの状態の小桑にパスし、逃さずシュート。明大が2点リードで第1Pを終える。
続く第2Pは怒涛(どとう)のゴールラッシュとなる。明大は数的優位のパワープレーでもアタッキングゾーンで常にパックをキープするなど相手を翻弄(ほんろう)するプレーを見せた。FW寺内理雲(政経2=駒大苫小牧)の痛烈なシュートに最後はFW城野友咲(政経2=駒大苫小牧)ゴール前の混戦を制し、パックを押し込んだ。また、FW伊藤周透(文1=武修館)が相手のシュートブロックを抜く公式戦初ゴールを決めるなど、2セット目の選手を中心に得点を重ね、5点を追加した。
第3Pでは数的不利のキルプレーを背負うも固い守備力の明大ディフェンス陣とGK吉田尋(法2=北海道清水)の好セーブで相手を寄せ付けず。その後も井口の3連続得点など明大の巧みなパス回しと個人技が光り、明大は秋リーグ初戦を無失点、2桁得点で勝利を収めた。
「春リーグからチームの課題である得点を取るということと無失点で守り抜けたことは良かった」(DF村社海莉主将・文4=埼玉栄)と振り返る。夏を経てさらなる強さを持ち合わせた明大は秋リーグでも奮闘する。
[吉澤真穂]
試合後のコメント
村社
——次戦に向けて意気込みをお願いします。
「早稲田戦でも無失点、2桁得点を目標に頑張りたいと思います」
井口
——最後の秋リーグをどのように臨みたいですか。
「優勝もそうですが、最後なので一戦一戦楽しんでやりたいです」
小桑
——伊藤選手が初ゴールを決めました。
「大学での初ゴールは一番うれしい瞬間ですし、みんなで喜んであげるのが明治の良さかなと思います」
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