インカレ直前インタビュー2025! トラック班③/小久保瑠惟・中村和樹

2025.08.27

 8月29日から全日本大学対抗選手権(インカレ)が始まる。昨年度は男子トラック総合6位の結果となった明大自転車部。今年度こそ総合優勝を目指す選手たちの、今大会に懸ける想いを連載していく。

 第3回はトラック班! 小久保瑠惟(営4=北桑田)、中村和樹(政経1=松山学院)の2選手へのインタビューをお届けします。
(この取材は7月29日に行われました)

小久保
——インカレの出場予定種目教えてください。
 「チームパーシュートに出ます」

——インカレに向けて、ここまでどのようなトレーニング積まれてきましたか。
 「就活をしていて春と個人戦は全然走っていなかったのですが、その分しっかり気持ちも体も全部インカレに合わせてきました」

——トラックの会場は千葉ですが、会場のイメージはいかがですか。
 「涼しくて自分としてはコンディション良く発揮できる場所かなと思います」

——今のチームの雰囲気はいかがですか。
 「中距離種目に限って言えば、本当に足並みと実力がかなりそろっている気がするので、この調子でいけば、崩壊することなく綺麗に走れると思います」

——個人の目標を教えてください。
 「インカレの段抜きで順位決定戦に乗ることと、国体に出場が決まれば、そちらも最後走り切って引退しようかなと思います」

——チームとしての目標はいかがですか。
 「インカレの総合成績で少しでも高い順位を取るということが目標かなと思います」

——後輩にどのようなことを残したいと思っていますか。
 「青春は今しかないということです」

——今まで応援してくれた人にメッセージをお願いします。
 「就活で少し離脱してしまった期間があったのですが、それが明けた時にすごく快くチームを受け入れてもらったのでそこは本当に感謝しています。その感謝をしっかりとインカレと国体で見せられたなと思います」

中村
——インカレまでどのようなトレーニングを行っていますか。
 「大学に入ってからは、ウエイトメインで重い重量を持ち上げています。大学と高校ではギアの重さが違うので、そこに対応できるようになってきたと思います」

——今シーズン、ここまでの出来はいかがですか。
 「自分的にはまだいけると思うのですが、調子も上がってきて、ギアも踏めるようになってきたと思います。でもまだまだ課題もたくさんあるので、4年間のうちに自分の課題を全部なくしていけるようにやっていきたいなと思います」

——インカレでの目標を教えてください。
 「絶対に入賞して、明大に点を入れることです。1年生から厳しいと思いますが、入賞して、大学に点数を入れて表彰台、優勝も狙っていきたいなと思っていきたいと思います」

——今のチームの雰囲気はいかがですか。
 「日大などの他大学は結構ピリピリしていて、人数も多く練習があまり効率よく回らないと思うのですが、明大はみんないい人ばかりで、毎日楽しくやれています。人数もかなり少ないので遠征とかも楽しく行くことができ、練習の順番待ちとかもなく効率よくやれる部活だなと思います」

——ライバルはいらっしゃいますか。
 「松岡勇斗さんという僕の同じ高校出身の一つ上の短距離の先輩です。日大でレギュラーで戦っており、その人をライバルというのはおこがましいレベルなのですが、憧れというかライバルになれるように近づきたいなと思います」

——千葉の会場の印象はいかがですか。
 「静岡県にある伊豆ベロドロームという東京オリンピックで使われたものと同じバンクです。250メートルのバンクでの合宿がたくさんあり、個人的には得意な方だと思っています。高校時代のジュニアのナショナルチームで培ってきた経験を大学1年目で出せていけたらなと思います」

——チームとしてインカレの目標を教えてください。
 「チームとしては総合優勝を狙っています。ですが、他大学もかなり強くて、最近は3位が最高ぐらいだったので、まずは3位には入りたいと思います。僕が一番下の年齢なので、先輩と比べて劣っていると思いますが、迷惑をかけず、最低限8位以内に入って点を稼ぐというところが一番の目標です。とは4年生の先輩方が今回で終わりなので、悔いのないようにサポートできたらなと思っています」

——選手の皆さん、ありがとうございました。

[安田賢司]