
インカレ直前インタビュー2025! トラック班②/海老島卓弥・藤澤佑成・畠山大輝
8月29日から全日本大学対抗選手権(インカレ)が始まる。昨年度は男子トラック総合6位の結果となった明大自転車部。今年度こそ総合優勝を目指す選手たちの、今大会に懸ける想いを連載していく。
第2回はトラック班!海老島卓弥(政経3=浦和北)、藤澤佑成(営2=興陽)、畠山大輝(法1=法政二)の3選手へのインタビューをお届けします。
(この取材は7月29日に行われました)
海老島
――今シーズン、ここまでを振り返っていかがですか。
「今シーズンはケイリンという種目に挑戦し始めて(7月の)個人戦で4位という結果でした。個人戦優勝を一つ目の大きな目標にしていたので、少し悔しい結果になりました」
――ケイリンを始めると決めたのはなぜですか。
「自分は元々中距離だったのですが、伸び悩んで、もう一回自分の長所と短所を洗い出した時に、足を使っていない状態からのもがきが得意ということに気がつきました。昨年度の佐賀国スポで出場して8位という結果だったので、専念したらもう少し強くなれるのではないかと思ったのがきっかけです」
――インカレに向けて強化しているところはありますか。
「自分の強みは長い時間もがけることなのですが、反対に短距離の本職の選手と比べるとパワーとかスピードが劣っているので、そこの改善と座った状態のもがきの強化に注力しています」
――インカレを控えた心境はいかがですか。
「2025年の最初に決めたことがあって。 “自分の可能性を信じる”をテーマに置いて、貫く志と書いて “貫志”という言葉を自分の中のテーマにして今までやってきました。少しずつですが強くなってきているので、インカレでは予選から自分の走りをして、他の選手に負けないように優勝したいなと思います」
――注目してほしい選手はいらっしゃいますか。
「一番は自分のケイリンです。元々中距離選手だった自分が短距離の世界でも戦っていけるということを証明したいのと、自分が出るチームパーシュートでは明治らしい走りをして表彰台に登りたいと思うので、そこを見てほしいです。あとキャプテン(吉田唯斗主将・政経4=学法石川)の1キロも男らしい走りだと思うので注目してほしいです」
――インカレの目標と意気込みをお願いします。
「目標はケイリン優勝とチームパーシュートで表彰台に登ることです。ケイリンは自分の走りをすれば勝てる可能性はあると思うので、そこに全力を尽くすのと、チームパーシートでは一昨年度に4位という結果で終わってしまったので、決定戦で絶対負けないことを強く意識しています。頑張ります!」
藤澤
――インカレに向けて強化しているところを教えてください。
「去年は瞬発系というか、最大パワーを伸ばすような事をしていたので、今年は持久をメインにやっています」
――チームとして取り組んでいることはありますか。
「個人個人の力を上げるのはもちろんなのですが、チームの雰囲気やチームワークが良くなっていくとインカレの結果も上がっていくと思うので、そこを意識して取り組んでいます」
――インカレを控えた心境はいかがですか。
「昨年度は予選で敗退してしまったので、今年度は絶対に予選を勝ち上がりたいなと思っています」
――注目して欲しい選手はいらっしゃいますか。
「吉田さんと本田(音輝・営3=松山工)さんのタンデム(・スプリント)のペアに注目してほしいと思っています。(7月の)学生選手権では2位だったので、今度こそインカレでは優勝してくださると思います。そこを注目してほしいなと思いますね」
――自分の特に注目してほしいところはありますか。
「みんなよりはダッシュ力があまりないかなと思っているので、その分、後半の伸びや持久力があるところを見てほしいと思います」
――インカレに向けて意気込みをお願いします。
「総合でも個人でも両方表彰台に上がりたいです!」
畠山
――今シーズン、ここまでを振り返っていかがですか。
「1年生ということで、競技の面でレベルの違いを感じている部分があります。会場の雰囲気の違いや自分を取り巻く環境が変わって、なかなか実力をフルに発揮できる機会が少なくて、慣れていかないといけないなと思っています」
――トラック班の雰囲気はいかがですか。
「自由だなと思います。自由なので練習を組み立てやすいなと思っています」
――インカレに向けて強化しているところはありますか。
「全体的に大学生のレベルに対してはまだ足りていない、高校生レベルだというのは感じているので、どこかに特化して強くするというよりは、本当に全体的に底上げしていけるように取り組んでいます」
――注目して欲しい選手はいらっしゃいますか。
「中村(和樹・政経1=松山学院)ですかね。僕と同じ短距離なのですが、短距離だとは思えないほどの実力を持っている選手なので注目してほしいです」
――自分の注目して欲しいところはありますか。
「1年生の中では体が結構大きい方だと思うので、それを活かせられるように特性を活かして頑張りたいと思います」
――インカレに向けて目標と意気込みをお願いします。
「まずはインカレに出たいということ。出たらベストは尽くしたいなと思います!」
――選手の皆さん、ありがとうございました!
[小松錦葵]
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