
門田がベスト8で敢闘賞 関東準Vの上山はベスト16/全日本女子学生選手権
7月5、6日に行われた個人戦女子の日本一を決める全日本女子学生選手権(全日本)。明大からは3人が出場し、門田理佳(政経2=中村学園女子)がベスト8、上山伽音主将(営4=岡山商大)がベスト16入りを果たした。
◆7・5、6 第59回全日本女子学生選手権(日本武道館)
▼門田――ベスト8
上山――ベスト16
北井――2回戦敗退
[1日目]
2回戦までが行われた大会1日目。3年連続での全日本出場となった北井沙樹(商4=淑徳巣鴨)は「4年生として最後の全日本だったので、後悔がないように全部出し切ろうという気持ち」で迎えた。1回戦は鈴木(中部学大)と対戦し「積極的に技を出すようにした」とメンを決め勝利。しかし迎えた2回戦では延長戦でメンを取られ「相手を警戒しすぎて、自分の良さを出し切れなかった」ともどかしい敗戦に。「3回全日本に出場して3回とも2回戦負けという結果なので正直悔しい。この悔しさを絶対に忘れず、次の団体戦に生かせるように前向きに捉えていきたい」と総括し、次戦を見据えた。
上山、門田はともに2回戦を突破し、翌日の試合に臨んだ。
[2日目]
大会2日目は3回戦以降が行われた。昨年度同大会でベスト16入りを果たした門田は3回戦でコテを決め勝利。続く4回戦では樋口(鹿屋体大)相手にメンを決め昨年度超えとなる準々決勝へ進出した。しかし「1日目の試合から緊張していて、全部延長戦で長い試合が続くにつれて、自分の中で少し大丈夫かなという不安があった。その迷ったところを打たれた」と悔いの残る一戦に。昨年度の結果を超えたことに対しては「去年より少し成長したところもあると思う」と振り返りながらも「この悔しい気持ちを忘れずに、次またもっと上を目指せるように頑張りたい」と前を向いた。
関東女子学生選手権で準優勝に輝いた上山は、念願だった全日本の舞台でも躍動した。3回戦ではメンを2本連取し勝利するなどその実力を発揮。しかし4回戦で対戦した佐藤(山形大)に有効打突を2本取られベスト16で今大会を終えた。
次戦は9月20日に行われる関東女子学生優勝大会となる。「チームで一本をつなぐためにも、自分の一本で明大を勝たせられるように、一本取れるような練習をこれからもしていきたい」(門田)と気合は十分だ。
[堀口心遥]
試合後のコメント
北井
――長い延長戦となった2回戦を振り返っていただけますか。
「自分が見すぎてしまった部分があって。慎重になりすぎてしまったなという反省点があります。相手を警戒しすぎて、自分の良さを出し切れなかったので、そこをこれから稽古していって、秋の団体戦に向けてより良くしていきたいと思います」
門田
――全日本終えた今の率直な気持ちを教えてください。
「悔しい。本当に悔しい気持ちなんですけど、まだ2年生というのもあって、まだまだこれから挑戦するチャンスもあると思うので、次に向けて。また秋は団体があるので、また頑張りたいなと思いました」
関連記事
RELATED ENTRIES