
背水の陣で挑むも前半の得点差が響き明学大に敗戦/関東学生ラクロスリーグ戦
早大戦惜敗の悔しさを胸に臨んだ明学大戦。勝ち残りを懸けて何とか勝利を手にしたいところではあったが、第1Q(クオーター)で先制点を許すと相手のペースから抜け出すことができずに点を重ねられ最終スコア2―5で敗戦を喫した。
◆7・5~ 第37回関東学生ラクロスリーグ戦(大井ホッケー場メインピッチ他)
▼7・27 対明学大戦(駒沢オリンピック公園第一球技場)
明大2{0―1、1―3、1―1、0―0}5明学大〇
第1Q、両者様子見といった具合で譲らない展開となる。攻守交替を繰り返す慌ただしい流れを制したのは明学大である。第1Q残り5分で先制点を許すと、第2Qでも相手優勢で試合が展開していく。第2Q開始4分後、得点を追加させまいとプレッシャーをかけるが、ゴール前でスプラッシングを取られ、相手にチャンスを与え追加点を奪取される。さらに中盤、自陣で防戦一方となる苦しい場面で、相手に1対1を仕掛けられるままに11メートルエリア内へ切り込まれまたもや点を許してしまう。しかし残り2分に相手のボールをパスカットしターンオーバーに成功すると勢いをつけてそのままAT(アタッカー)村田純也(商4=東葛飾)主将がゴールを決めた。反撃の一点になるかに思われたが相手のディフェンスは堅く、もう1点追加され、そのまま1―4で試合を折り返した。
後半開始4分、今度も試合の主導権を握ったのは明学大であった。その後しばらく試合は平行線で進み、明大は果敢に攻めるもなかなか得点に結びつかない。第3Q残り3分、A T 清水隆伸(商4=明大明治)がシュートを決め切れなかったグラウンドボールをMF(ミディ)山本悠翔(情コミ4=市ヶ尾)がカバーし2点目を獲得した。しかし、その後すぐ相手のオフェンスに切り替わるとゴール前へと侵攻され、バウンドしたボールがむなしくゴールネットを揺らした。第4Qでは相手がボールを保持し、時間を使ってのオフェンスにシフトしたため追撃の目を見ることなく無得点に終わり、最終スコア2―5で試合を終えた。
「ここで勝たないと次はない」(山本)という強い気持ちで臨んだ明学大戦。積極的に攻めるも、相手のディフェンスに阻まれ悔しい敗戦となった。次戦に向けて気持ちを新たに臨む選手の活躍に期待である。
[近藤未怜]
試合後のコメント
山本
――チーム内で共通で意識したことはありますか。
「相手のやってくることは大体分かっていたので、それに対する練習をひたすらやりました。やってきたことを出すだけという感じです。チームのエースが張られる可能性やシャットダウンされる可能性があったので、それ以外の5人がどうやって攻めるかという練習をしていました」
――第2Q振り返っていかがですか。
「ここが勝負を分けたかなという感じで、やはり、(自分たちが相手に)やっていたことを実際された時に、あまりうまく対処できなかったところが一番の反省点かなと思います」
――ご自身のシュートを振り返っていかがですか。
「結構チャンスができて今日は俺だけでも6本ぐらい打ったのですが決めなければいけないところで決め切れられなかったのですごく悔しいです。そこは次への反省ということで、決められるようにしていきます」
――今後の意気込みをお願いします。
「一戦必勝でやることをやって、頑張ります」
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