6連勝で全勝守るも、課題を残す/関東大学リーグ戦

 11.5℃という寒さに加え、小雨の降る中行われた関東学大ハリケーンズ戦。リーグ戦を全勝で勝ち進んでいる法大トマホークスを全勝対決で迎えるには決して落とせない一戦だ。ハリケーンズはこれまで3勝2敗と勝ち越し、さらに昨年はグリフィンズから勝利を奪っているものの、明大グリフィンズにとっては格下の相手。法大トマホークス戦へ向け弾みを付けるという意味でも快勝したかったが、結果は24-7と快勝とは程遠い結果だった。勝利はしたものの、10回のファウルで69ヤードをロスするなど、万全とは言い難いチーム状況をうかがわせる結果となった。

 第1クォーター、まずはK加藤(政経2)がフィールドゴールを成功させ先制する。しかし直後の相手のパス攻勢をうまくカットすることができず、タッチダウンを許してしまう。結局3-7と逆点され、第1クォーターを終える。

 そして第2クォーター、「去年に比べてパスの精度がいい感じで落ち着いてきている」と本人が語るようにQB田中(蔵・政経2)のパスが通り始め、段々とグリフィンズが流れをつかみはじめる。ディフェンスに回っても、長田(商1)がロスタックルを奪えば、立て続けにカラフチ(営3)がインターセプトを奪うなどビッグプレーを連発。良い流れのまま小谷田(政経2)が中央突破で逆転のタッチダウンを奪う。完全に流れはグリフィンズに向かっていたはずだった。しかしこの日のグリフィンズは流れをつかみきれない。「(オフェンスの)細かいミスが重なって大きなズレを生んでしまった」(喜代吉・理工3)。オフェンスの際、オフサイドやホールディングなどのファウルを連発してしまう。第3クォーターでは喜代吉、田中(蔵)がタッチダウンを奪い、14点を加えスコアを24-7とするも追撃はここまで。第4クォーターでは1度もエンドゾーンに進入することなくそのまま試合を終えた。

 「日体大に勝って気が抜けていた。今日は全体的に駄目」(田中・蔵)。勝ちはしたものの、選手たちの口をついて出た言葉はこの試合の反省だった。最後までちぐはぐな攻撃を重ね、大事なところでミスを生んでしまっていた。「勝つだけじゃ駄目。いかにして勝つか。もっと柔軟に攻めたい」(喜代吉)。新たに見つかった課題は多い。「2週間、つめるところはつめる」(加藤・政経2)。クラッシュボウル進出をかけた法大戦まで残された時間はわずか。アメフトの「エリート集団」・法大トマホークスを下し、クラッシュボウル進出を果たすことができるかどうかは「雑草軍団」の課題克服の可否とさらなる進化に懸かっている。