
インカレ遠のく、専大に0-1で敗北/関東大学リーグ戦
「やりたいことをやらせてもらえなかった。完敗です」と神川監督が言うほど本学のパスをつなぐサッカーは潰されてしまった。それでもサイドから攻め、何度か相手ペナルティエリア付近にボールを運ぶもゴールの気配は感じられずことごとく阻まれてしまう。デ ィフェンス面は危ういシーンが数回あったが0点に抑えて前半は終了した。
後半に強い明大が嘘のように、後半は専大に攻め込まれた。何度もペナルティエリアに侵入され、シュートを許した。ただ、専大のミスに助けられ、ゴールを奪われることはなかった。後半半ばからようやく本学の攻撃回数は増える。しかしゴールは遠い。どうしてもシュートまでいけなかった。藤田主将は「ゴール 前の守備を崩せなかった」とこの理由を説明する。そして後半44分、ついに得点を許してしまう。1点でも欲しかった勝ち点が最後の最後でこぼれていった。
「専大が強かった。ここまで完敗だと逆にすがすがしい」(神川監督)。監督がそう言ってしまうのも納得の試合だった。本学のシュート数5に対し、専大のシュート数は20。1失点ですんだのが不思議なくらいだ。専大のミスもあったが、GK笠原(商2)の自他共に認める好プレーのおかげだろう。残り2戦。まだインカレに出場できる可能性は残っている。最後まであきらめず戦い抜いてほしい。
試合後のコメント
神川監督
「選手たちは頑張った。専大はいいチームだった。今シーズン初めての完敗。次に向けては自分たちのサッカーを磨くだけ。自分たちのやりたいことを存分に出し切ってリーグ戦を終わりたい」。
藤田主将
「最後に失点してしまったことより得点できなかったことを悔やむ。悔しいは落ち込んでいても仕方がないので残り2試合しっかりやりたい」。
近藤(営4)
「単純に悔しい。インカレ出場が遠のいてしまった。後半の巻き返しを信じたが、勢いがなかった。他力本願になるが、まだインカレ出場の可能性がなくなったわけではない。今のみんなでインカレに行きたい」。
橋本(政経4)
「残念だが仕方がない。チャンスがなかったわけではないが決められず、相手の勢いに飲まれてしまった。残りの試合一つ一つを悔いのないように一生懸命頑張りたい」。
山田(政経2)
「今日は勝たなければいけない試合。内容より結果が求められていたと思う。専大は自分たちのサッカーができていたが、明大はできていなかった。まだ可能性がなくなったわけではない。主将があきらめずに頑張ろうと言っていた。気持ちを切り替えて2連勝するしかない」。
笠原
「個人ではいいプレーができていた。それが勝ちにつながらなかったことが残念。まだ可能性はあるから残りの試合で結果を残すだけ」。
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