
1部残留 目標の一桁順位は来年に
グループリーグ戦を全敗で終えた明大は3日目に順位決定戦と1部、2部入替戦に挑んだ。順位決定戦では、接戦を制し昨年度と同じ11位につくと勢いそのままに1部残留を決めた。
◆5・26~28 東日本学生1部リーグ戦(駒沢屋内球技場)
▼11位、12位決定戦
○明大4―3神大
▼1部、2部入替戦
○明大4―0青学大
順位決定戦の初戦は57キロ級、明大からは昨年度ルーキーながらリーグ戦で活躍を果たした小川礼寿(文2=飛龍)が出場。前半を1―0で終えると、試合のペースを握り7―3で勝利を挙げた。続く2番手には「神大戦は自分が勝たないといけない」と意気込む志村優充主将(営4=足利大付)が出場。危ない場面もあったものの10―0とテクニカルフォール勝ちを収め、明大に勢いをもたらした。第3試合、第4試合は落としたものの続く試合でこれまで明大を引っ張ってきた菊地一瑳(政経3=埼玉栄)と曽野壱晟(文3=いなべ総合)の3年生コンビが勝利を挙げ11位の座を死守した。
「みんなで全勝する気持ち」(菊地)と気を引き締め挑んだ1部、2部入替戦。初戦に出場した菊地が開始2分で相手の両肩をマットに付けるフォール勝ちを決めると続く第2試合、第3試合も明大が取り切り残留王手に。「自分もメンバーの一員として1勝を挙げたい」と第4試合にはリーグ戦1勝1敗の小山内葵生(営3=埼玉栄)が出場。2点を先制されるも、後半早々に相手のバックを奪い2―2で追いつきこのまま逃げ切ると勝利の展開に。「後半取り返す自信があったので焦りはなかった。逆に自分は追う方が好きなので追いついた時は少し怖かった」。試合終了間際には焦った相手の攻めを冷静に対処。バックを奪うと2点を重ね明大の残留を決めた。
「コーチ陣と話して、主力のメンバーに頼頼り切ってしまっている今のチーム状況が良くなかったかなという結論になった。ぎりぎりで競り負けたとこでしっかり勝ってくれるともう一段階チームとして順位が上がったのではないかなと思う」(金子泰士コーチ)。来年度は今年の順位を超えて一桁に入るため、明大レスリング部は更に強くなる。
[保坂啓太郎]
試合後のコメント
金子コーチ
――どういうチーム作りをしていきたいですか。
「他の大学と違って明治大学は監督やコーチ陣は普通の仕事をしながら片手間でコーチっていうのをやってて。今1部でトップの方で活躍している大学っていうのは、比較的専属のコーチがついてしっかりと毎日練習が見れてる状態ていう中で、でも明治大学の良さっていうのは正直そういうところもあると思っています。そういう環境の中で頭を使って賢く、自分の強みであったり持ち味っていうのを磨いて、練習量で勝てない部分を補ってしっかりと勝てるような選手になっていくっていうのがやっぱり明治大学です。そこを磨かせるためには、もうちょっと個々人の意識としてコーチ陣がいなくても考えて主体的に練習できるそういう気持ちとか考えを育ててあげられるようなアプローチができたら、もっといい選手が出てきてくるんじゃないかなと僕は思ってます。そんなこと別に言わなくてもできる選手はできるんですけど、そういう選手が増えるためにどうしていくかっていうのをちょっと僕自身も考えるいい経験になりました」
志村
――試合中どのようなことを感じましたか。
「そうですね、上からの声援だったり、周りの仲間が応援してくれたので、非常に背中を押されて自分の力を発揮できたと思ってます」
小山内
――来年度の目標をお願いします。
「来年は自分たちの代で自分たちは来年で最後なんで、チーム一丸となってこの1年間で仕上げて、絶対に明治大学の順位を上げられるように全員で努力して頑張っていきたいです」
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