
ベスト4進出! 山梨学大に快勝を収める/第3回全日本大学新人戦
ベスト4を懸けて山梨学大との一戦に挑んだ。前半は一進一退の攻防が長く続くが、千保の得点をきっかけに試合の主導権を握ると7点リードで試合を折り返す。後半はディフェンスに磨きがかかり、山梨学大をシャットアウト。63―41で勝利し、準決勝へと駒を進めた。
◆7・5〜13 第3回全日本大学新人戦(国立代々木競技場第二体育館他)
▼7・11 対山梨学大戦(駒沢オリンピック公園屋内競技場)
◯明大63{17―15、16―11、20―8、10―7}41山梨学大
スターターはPG湧川裕斗(政経1=福岡大大濠)、SG井上涼雅(法2=洛南)、SG千保銀河(情コミ1=開志国際)、SF齋藤翔太(政経2=土浦日大)、PF石川晃希(営2=宇都宮工業)。
予選リーグを2連勝で突破した明大は、決勝トーナメントにて山梨学大との一戦に臨んだ。 ワンプレー目から、石川のシュートで先制。その後は両者譲らない拮抗(きっこう)した展開が続いていく。だが、この展開を変えたのは千保だ。1点ビハインドの中、3Pシュートで一気に流れをたぐり寄せた。そこからこの流れを手放すことはなく、徐々に点差を広げていき、前半を7点リードで終えた。
「みんなで前半からもう1段階ディフェンスの強度を上げられて明治らしいバスケができた」(齋藤)。こう語るように強度の高いディフェンスが光った。ターンオーバーを誘うなど相手に自由を与えず。第3、4ピリオドでは一桁得点に抑え込んだ。また、今試合を通して圧巻だったのはフリースロー成功率だ。中大戦では成功率が6割と苦しんだが今試合は16本を全て成功。「チーム内で話し合い、個人個人が準備をしっかりしてきて結果につながった」(齋藤)と手ごたえを口にした。そして最後まで集中力の高いバスケを展開し、63―41で快勝。目標としたべスト4進出を決めた。
次戦は白鷗大との一戦となる。「フィジカルも能力も高いチームなので、まずはディフェンスで負けないようにしていきたい」(佐々木)と強く意気込んだ。ここまでの勢いのまま、関東大学新人戦でのリベンジを成し遂げられるか。
[早坂春佑]
試合後のコメント
齋藤
――今日の試合を振り返っていかがですか。
「人数が少ない中で勝ち切れて、とりあえず良かったなと安心しています」
――次戦の白鷗大戦に向けて意気込みをお願いします。
「サイズが自分たちは小さいので、リバウンドなどの泥臭いところをやっていくことと、強度の部分をしっかり意識して最初から試合に入っていきたいと思います」
佐々木
――ご自身の役割をどう捉えていますか。
「出た時に仕事をして、晃希さん(石川)までにつなぐ役割だと思います」
――次戦に向けてどこを改善していきたいですか。
「リバウンドやスイッチでミスマッチを解消しないといけないところができなかったので、そこをしっかり改善していきます」」
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