
富士大を圧倒 100点ゲームで快勝/第3回全日本大学新人戦
ブロックリーグ初戦で昨年度王者の中大を下した明大は、第2戦で富士大と激突した。中大戦での反省を生かした明大は試合序盤から富士大を攻め立て、100得点、ダブルスコアで快勝した。
◆7・5~7・13 第3回全日本大学新人戦(国立代々木競技場第二体育館他)
▼7・8 対富士大戦(大田区総合体育館)
〇明大106{28-14、34-18、20-8、24-12}52富士大
スターターはPG湧川裕斗(政経1=福岡大大濠)、SG井上涼雅(法2=洛南)、SG千保銀河(情コミ1=開志国際)、SF齋藤翔太(政経2=土浦日大)、PF石川晃希(営2=宇都宮工業)。
「最初のプレーから強度を上げていくというのをチーム全体で話した」(千保)と、中大戦で出た課題を感じさせない猛攻を序盤から見せた。先制こそ許したものの第1Qから相手の隙をつくカウンターで攻め立てると、同点に追いついてからは一度もリードを許さなかった。第2QではSG松代大輝(国際1=土浦日大)、井上を中心に3Pシュートで得点を刻んだ。2度のタイムアウトを挟んでも集中力を切らさず、前半終了時点で30点以上の得点差をつけた。
「もう1回ギアを上げてディフェンスからやるというのは意識した」(松代)と後半でも強度のあるプレーは健在だった。第3Qで許した得点はわずか8点。ディフェンスも緩めることなく、スキのないプレーを展開。第4Qでも勢いを落とさず、安定したプレーで試合を締めくくった。「(富士大は)自由にプレーをする感じのチームだと思っていた」(松代)と相手のバスケットボールにうまく対応し、相手を寄せつけなかった。
「練習したことをやっていけば優勝も狙える」(松代)と最高の結果を目指す。この試合では1年生5人が出場。人数が少ない中でもルーキーの力がチームを引っ張った。次戦からはトーナメント形式の負けられない戦いが続く。有言実行へ、紫紺の戦士たちの戦いから目が離せない。
[川瀬吾一]
試合後のコメント
松代
――課題であった立ち上がりについてかなり克服できていた印象です。
「やはりディフェンス。ディフェンスの部分でリバウンドもしっかり取れたし、そこからトランジションを繋げることができたというのが大きかったと思います」
――人数が少ない中で最後まで走ることができていました。
「走ることができたのは日頃ラントレーニングとかあるからで、あとはチームの流れでしっかりみんな走るということは意識してやっていると思います」
千保
――今日の試合を振り返っていかがですか。
「自分の最初のフリースローから良くない流れ作ってしまいましたが、後半にかけてしっかり元通りに強度上げながらバスケットボールできたかなって思います」
――トーナメントの抱負をお願いします。
「自分たちの力をどれだけ発揮できるかが勝負になってくると思うので、今日と目標は変わらず、最初から強度を上げて頑張っていきたいなと思います」
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