
岡部、まさかの予選敗退/全日本選手権大会
勝って当たり前のプレッシャーに打ち勝ち全日本インカレ2部で優勝を果した岡部。その優勝から1カ月、「自分らしさ」を武器に今度は全日本選手権に挑んだ。昨年は15位、さらにこの1年成長を遂げているだけに決勝進出は確実かと思われた。しかし結果はまさかの予選敗退。岡部にとって悔しさの残る大会となった。
第一種目の段違い平行棒。安定した演技を見せるも着地で失敗し、12.650と伸び悩む。そして第2種目は平均台。台の上でのジャンプもバランスを崩すことなく確実に技を決めていく。これまで見せたことのないほどの集中力を見せる岡部の演技に高得点が期待された。しかし得点板に表示されたのは13.100の文字。岡部自身「 予想外だった」という得点は、A得点(技の難度)の低さが原因だった。残るゆかと跳馬では「しっかり切り替えられた」という岡部。それでも合計得点の53.200は予選通過の24位にわずかに0.05点届かず、まさかの予選敗退に終わった。
第一種目の段違い平行棒。安定した演技を見せるも着地で失敗し、12.650と伸び悩む。そして第2種目は平均台。台の上でのジャンプもバランスを崩すことなく確実に技を決めていく。これまで見せたことのないほどの集中力を見せる岡部の演技に高得点が期待された。しかし得点板に表示されたのは13.100の文字。岡部自身「 予想外だった」という得点は、A得点(技の難度)の低さが原因だった。残るゆかと跳馬では「しっかり切り替えられた」という岡部。それでも合計得点の53.200は予選通過の24位にわずかに0.05点届かず、まさかの予選敗退に終わった。
今大会、岡部は平均台の連続技を増やしA得点を上げ挑んでいた。ミスもなく完璧な演技かと思われたものの、実際は一つ一つの技に入るタイミングが遅く、「連続技として認めてもらえなかった」。結果が発表された瞬間、岡部はタオルで顔を覆った。予選敗退は彼女に大きなショックを与えたに違いない。それでも技の難易度を上げ攻めの姿勢を見せたことは、岡部にとって今後につながるはずだ。今回新たに取り入れたこの連続技を確実なものとすれば、上位進出も見えてくるだろう。この結果をどうつなげていけるかが今後のカギになる。
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