リーグ5連勝!優勝への大きな一歩/関東大学リーグ戦

 今季のリーグ戦も、全7試合のうち半分の日程を消化した。第4節終了時点でのBブロックは、本学を含めた日体大、法大の3チームが4勝0敗で並ぶ混戦模様。上位校との直接対決が続く11月の3連戦は、本学にとってまさに正念場だ。そんな中で迎えた大一番。冷たい秋の風が吹きすさぶ中、本学は堅守を誇る日体大を前に1度もリードを許すことなく、24-10でリーグ5勝目を手にした。

 第4節終了時点でリーグ最小の17失点と、鉄壁の守備を武器に勝利を積み重ねてきた日体大。その強力なディフェンス陣を前に、本学は得意のランでなかなかロングゲインを奪えない。だが「日体大は強い。スカウティングは入念にやった」(小林・政経3)と、明大ディフェンス陣も堅い守備で日体大オフェンスを圧倒する。難なく日体大の攻撃をパントキックに追い込むと、続く明治のオフェンスで田中(蔵・政経2)から小谷田(政経2)へのロングパスが成功。このプレーで試合の流れをつかんだ本学は、このドライブを喜代吉(理工3)がきっちりとタッチダウンに結び付け、貴重な先制点を奪取した。すると、ここから本学は怒涛(どとう)のラン攻撃を展開し、最後は加藤(政経2)が37ヤードのフィールドゴールを決めて10-0。だが、ここから日体大も反撃を開始。本学は、味方RBのロングゲインで波に乗る日体大オフェンスにフィールドゴールで3点を返され、前半終了間際にはエンドゾーン目前まで迫られてしまう。しかしこの絶体絶命のピンチにディフェンス陣が奮起し、ゴールラインを割らせずこのまま前半は終了。チームは良い流れを保ったまま、10-3とリードして前半を終えた。

勝負を決定づけたタッチダウンパスをキャッチした瞬間
勝負を決定づけたタッチダウンパスをキャ
ッチした瞬間

 後半も両チームの好守が光り、ロースコアのまま試合は進んだ。本学は喜代吉、小谷田のラン攻撃を主体としながらも、要所で効果的なパスを織り交ぜた理想的なオフェンスを展開していく。小刻みにゲインを重ね、エンドゾーンまで残り5ヤードの地点から喜代吉が中央を突破しタッチダウン。17-3とさらに日体大を突き放すと、ディフェンスでは小林がQBサックを決めるなど完璧に試合の主導権を握った。この後、日体大にパントリターンタッチダウンを決められ一時は7点差に詰められたが、「日体大、法大戦用に準備していたプレー」(安田・営2)だったという田中から安田への47ヤードのタッチダウンパスを成功させ24-10。これで勝利を決定付けた本学は追いすがる日体大を突き放し、大きな大きな白星を手にした。

 「ロースコアで競り勝ったということは、地力で勝ったということ」(喜代吉)と語るように、相手が強かったからこそ、喜びも手にした自信も大きい。また、「ディフェンスとしての失点はフィールドゴールの3点だけ」(小林)。オフェンスでも課題だったパス攻撃で計236ヤードを獲得。「まだイエローや細かいミスが多い」(芹澤・文4)と修正点を残しつつも、ほぼ完璧な試合内容での勝利に、試合後の選手たちの顔には満面の笑みが広がっていた。

 リーグ戦は残りあと2試合。次節の相手は昨年敗れた関東学大だ。法大との全勝対決を実現するためにも、昨年の雪辱を果たすためにも、絶対に負けるわけにはいかない。「気持ちが大事。明治らしい、泥臭いプレーを前面に出していきたい」(芹澤)。優勝へ向けて、グリフィンズはさらに加速する。