2回戦で中央学大に勝利/東日本大学選手権

2025.06.25

 東日本の大学一を決める東日本大学選手権が開幕した。明大はシードのため、2回戦で中央学大と対戦。第2セットを落とすも、その後はデュースを制し3-1で勝利した。

◆6・25~6・28 第44回東日本大学選手権(日体大健志台キャンパス他)

▼6・25 対中央学大戦(エスフォルタアリーナ八王子)
〇明大3{25-17、22-25、25-19、27-25}1中央学大

〈スターティングメンバー〉(ローテーション順)

OH佐々木駿(商4=土浦日大)、MB成村航希(政経2=東海大相模)、OP三宅雄大(文2=駿台学園)、OH松木太一(政経2=上越総合技術)、MB渡邉健(政経3=日本航空)、S吉田竜也(政経3=駿台学園)、Li磯脇侑真(政経3=東福岡)

 

 昨年度は9年ぶりの決勝進出を果たすも、フルセットの激闘の末、中大に惜敗し準優勝に終わった明大。シード権を持っているため、2回戦からの登場となった。関東大学1部春季リーグ戦からスタメンを大きく変更して挑んだ明大は、第1セットでサイドアウトを取り、主導権を握る。その後も磯脇のディグが光り、長いラリーを制する展開が続いた。着実に得点を積み重ねて25-17でセットを先取する。

 続く第2セットは中央学大の反撃に合い、8-11とされた。その後も相手のスパイクを拾うことができず徐々に点差が広がっていく。「決め切れるところが合わずに失点になってしまっているところがあった」(三宅)。佐々木のクイックや山田のブロード攻撃で流れを引き寄せるも、22-25でこのセットを落とした。第3セットでは5-1と序盤からリードを広げ、吉田と渡邉のブロックポイントや渡邉のスパイクで点差をつけると25-19でこのセットをモノにした。第4セットでは両者ともに一歩も譲らず12-13と拮抗(きっこう)した展開に。その後も21-22と変わらず1点を追う明大だったが、粘り強さを見せ逆転。27-25とデュースを制し3回戦に駒を進めた。

 負ければ終わりのトーナメント方式で行われている今大会。「今回はエースがいないチームになっているので、速さとかで翻弄(ほんろう)したりしてやっていかないと上には上がれないのかなと思う」(佐々木)。チーム一丸となって戦い、昨年度の雪辱を果たせるか。

[田上愛子]

試合後のコメント
佐々木
――3回戦の意気込みをお願いします。
 「関東一部のチームで駒大さんとやるんですけど守備がいいチームで、うちと少し似てる感じのチームなんですけど、勝てるように頑張ります」

松木
――2回戦を振り返っていかがてしたか。
 「本来ピンチサーバーのポジションで出てたんですけど、今回スタメン起用で自分にとってはチャンスだしアピールする場なので、思いっきりやろうという感じでプレーしました」

三宅

――第4セットのデュースを取り切れた要因はございますか。
「自分たちからミスを吐き出さなかったところは一つ落とさない要因に繋がったかなと思います」