
シード権届かず、11位
先日の箱根駅伝予選会に欠場した石川(卓・政経3)に加え、予選会で負傷による途中棄権をした安田(情コミ3)の主力二人を欠く中で臨んだ今大会。第1区を走った北條は序盤から先頭集団に加わり好位置をキープ。中盤以降に集団から離されるも、8位とシード権獲得が視野に入る順位で2区の松本(昂)にタスキをつないだ。
松本(昂)が走るのは各大学のエース級選手がそろう2区。竹澤(早大)、宇賀地(駒大)、木原(中央学大)など、そうそうたるメンバーが顔をそろえた。8位でタスキを受けた本学のエース松本(昂)は、期待通りの走りで前を行く日体大と第一工大をかわして5位に浮上。好選手がそろう2区で、区間5位の快走を見せチームに良い流れをもたらす。続く3区の鎧坂も順位を維持したまま4区の東野へとリレー。順調な試合運びかと思われた。
しかし、その直後に思わぬアクシデントが起こる。主力を担う一角として期待された東野だが、負傷していた足の痛みが影響し、なんとか5区の松本(翔)へとタスキをつなぐも、大幅にペースを落とし順位を12位まで下げてしまう。その後も12位-12位-13位と本学は思うように順位を上げることができない。最終区の中村が安定した走りで順位を二つ上げたが、シード権獲得には至らず最終的に11位でのゴールとなった。
前半を良い流れで展開していたものの、予期せぬアクシデントでシード権を逃してしまった本学。ケガという不運に見舞われたものの、五大目標の一つを取り損ねたという事実は消えることはない。揺らぎつつあるチームを立て直すために、まずは故障者の復帰が急務となる。箱根駅伝まであと2カ月。なんとかチームを立て直して、思う存分箱根の道を駆けてほしい。
☆選手のコメント☆
北條
思ったより速いペースだったけど、集団からはなれてからは自分のペースで走れてよかった。もう少し前に行かないといけないと思った。
松本(昂)
(2区で)上位の4チームに入りたかった。ケガをしていたかかとが痛かったけど、我慢して走った。まずはかかとのケガを治したい。石川(卓)と安田と一緒に同じ舞台で走って結果を残すことが大切。
鎧坂
まだまだ。悪くはないけど、走り込みが足りなかった。東野さんにいい流れでつなぎたかった。
東野
チームに迷惑をかけて申し訳なかった。予選会後にアキレス腱を痛めてしまった。ケガを無意識のうちにかばってしまった。箱根はこれから次第。
松本(翔)
集団だとリズムがあるけど、(駅伝では)単独でなれなくて大変だった。一桁順位を目指して前に出る走りをした。ペースは上げられなかったけど、ついていけた。
遠藤
区間一桁順位に入れたけど、全体では順位を一つ落としてしまって悔しかった。もっと前と差をつめてレースの流れを良くしたかった。11位という結果は、主力の石川(政経3)や安田(情コミ3)がいない中でどれだけ戦えるかということを思い知るきっかけの一つになった。これから箱根に向けてどれだけ集中して練習に取り組めるかが重要だと思う。
小林(優)
久しぶりの駅伝でペース作りが難しかった。
中村
駅伝仕様の安定感のある走りができた。前回は最高でも12位だったけど、今回は最低で13位。チームが成長していると思う。
西駅伝監督
1~3区とアンカーは良かったけど、4区から落ちていった。悪い流れが出来て少しずつ借金をしていってしまった。あと2カ月で少しずつ軌道修正していきたい。
遠藤監督
良くもなく悪くもなく、という結果。前回に比べてタイムは縮んだ。まだまだ勝ちたいと思う気持ちが足りない。
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