インカレ惜しくも初戦敗退/全日本学生選手権
試合開始から積極的に攻撃を仕掛けた本学。伊藤(理工4)や徳島(理工2)などがトリッキーなプレーで相手を次々とかわし、畳み掛けるようにセンターから得点を狙う。しかしゴール前で連携が取れず、なかなか得点に結び付けることができない。そんな中、相手はPC(ペナルティーコーナー)などで着実にチャンスを作り、前半10分に先制点を挙げた。

試合を終えた選手たち
その後はお互い一歩も譲らない一進一退の攻防。チャンスは幾度も見られたが、両キーパーの好セーブもあり試合は動かない。結果、序盤に相手が決めたゴールが決勝点となり本学の黒星が決まった。
「勝てると思ってたから悔しい」(伊藤)。リーグ中とはうって変わって苦い表情の選手たち。目標を、全日本選手権に出場できるベスト4に定めていただけに立ち尽くすばかりだ。しかし「押してたしペースも良かった。内容は互角。最低限の良い試合ができたと思う。昨年よりは戦えるようになった」(野原主将)と前向きに考える。コーチも「今日は頑張ってた。来年こそベスト4になる」とミーティングを締め括った。
今季残された試合は、秋季リーグ5・6位決定戦のみ。「今は何も考えられないけど、気持ちを切り替えて試合に臨みたい」(野原主将)。春季リーグ準優勝や王座選手権3位の好成績を残した野原主将体制のラストゲームが楽しみだ。

激しい攻防を見せる
☆ライバル東農大☆
今季東農大とは4戦1勝3敗。試合内容はほぼ互角に見えるが、なかなか勝てていない現状がある。しかしこの試合、PCが本学は3回に対して東農大は8回獲得しているなど、チャンスメイキングの差を感じさせた。他大学と比べて何かと縁があり宿敵ともいえる相手。攻略方法を模索し、何とか白星を挙げてほしい。
★今季の対戦成績★
●5・18 平成20年度春季関東学生ホッケー1部リ
ーグ戦(慶大日吉グラウンド)
1-1
○明 大 2{ }2 東農大
1-1
※延長戦の結果、本学の勝利
●8・31 第7回東日本学生ホッケー選手権大会(慶大日吉グラウンド)
3-1
明 大 3{ }4 東農大○
0-3
●10・12 平成20年度秋季関東学生ホッケー1部リーグ戦(慶大日吉グラウンド)
1-0
明 大 1{ }2 東農大○
0-2
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