法大に大敗するもスキルアップ
今年も4年生が最後の大会となる六大学対抗戦が始まった。また、この大会は非公式のため、春から一緒に練習している明大付明治高の1年生が出場した。初戦は2部の法大。格上の相手に奮闘するが、力が及ばず大敗した。
スターターは堤(営4)、木本(営4)、長友(情コミ2)、今井(農1)、甲斐(明大付明治高)。開始6秒で法大に先制され、オフェンス面ではフロントコートにボールを運ぶことができず、逆に相手ボールになるなど法大の流れに。しかしタイムアウトの後にはパスワークでつなぎ、改善が見られた。また、本学が1本も得点できずにいる一方、立て続けにシュートを決められた焦りの中、ファウルを犯してしまう。そして4分、堤と交代した芳賀主将(政経4)がやっとシュートを沈めた。ディフェンスでは最後まで気を抜かず、パスカットで第1クォーターを終えた。
「ノーファウル!ノーファウル!」。この声が最も飛び交った第2クォーター。ルーズボール、スティールされたボールを追いかけ、長友が3ファウル、木本が4ファウルになるピンチ。分かっていても追い掛けてしまうジレンマが彼女たちにのしかかった。また、ボール運びを長友一人に任せ切りでいた本学。今井が長友のヘルプに行き、ボールを受ける好判断が効いた。そのためシュートに行く機会が増え、自ら得点することができた。また甲斐も良いタイミングでシュートを打ち、高校生ながら気負いはしていなかった。さらに木本が「向こうが背が高かった」と言うように、10cm以上高い相手に積極的に1対1を仕掛け、ファウルを誘った。依然として流れは法大だが、リバウンドとシュートの粘りは本学も負けてはいなかった。
ぞろぞろとメンバーを変えてくる法大に対し、前半と同じメンバーで挑んだ第3クォーター。このクォーターでは長友の視野の広さからロングパスが通るなど、フロントコートでのプレーが多くなった。ナイスボールキープでファウルをもらう長友、リバウンドに積極的に絡みにいった今井。この二人は「来年の軸になる。だから今は個人的にスキルアップをしている」と深川助監督。このように期待が懸かる長友だが、ラスト1分24秒で4つ目のファウル。しかもフリースローを2本とも決められてしまい、苦い場面となった。ところが、ここまで攻めあぐんでいた芳賀主将がラスト30秒にカットインし、バスケットカウントを得る。フリースローもきちんと決め、主将の貫禄を見せた。ラストは甲斐のシュートで終わり、雰囲気を良くして第3クォーター終了。
第1クォーターの途中からベンチを温めていた堤と、リーグ戦でのケガのためベンチにいた河原田(商3)がここで出てきた。「ダブルハイポ!」と積極的に指示を出す河原田。またプレーできなかった思いをぶちまけるかのような気迫を見せる堤。このいつもの二人が出てきて他のプレーヤーたちも精神的に楽になった。長友が得意の3Pシュートをきれいに決め、甲斐もボールに触る時間が増えた。堤と木本の連携プレーも見られ、4年生のきずなを感じた。後半、スローインからのパス出しが上手くいかない場面が多々あり、ラスト1分頃はリバウンドが取れなかった。それでも残り13秒には今井が体を張って得点。ラスト4秒、法大のスローインからシュートを決められ、100点差で大敗した。
深川助監督は「実力差がある中で、自分たちがやらなきゃならないことをどれだけできるか、というゲームだった」と話し、期待の長友と今井については「通用しなかったけど、OK」と2人の頑張りを認めた。また、来年推薦で背が高い選手が入ってくるという話があるため、今井を従来のセンターからフォワードにコンバートする予定。今井は「チームで必要としていることなので、フォワードでもできるようにしていきたい」と意気込んでいる。
また、甲斐は、明大付明治高の共学化に伴い、本人の意欲と人数不足に悩む本学との兼ね合いから、春から練習に参加している。今大会は非公式ということもあり、特別に出場することができた。明日はさらに強い早大戦。自分たちのできることを出し切ってほしい。確実にレベルアップしているはずなのだから。
「ノーファウル!ノーファウル!」。この声が最も飛び交った第2クォーター。ルーズボール、スティールされたボールを追いかけ、長友が3ファウル、木本が4ファウルになるピンチ。分かっていても追い掛けてしまうジレンマが彼女たちにのしかかった。また、ボール運びを長友一人に任せ切りでいた本学。今井が長友のヘルプに行き、ボールを受ける好判断が効いた。そのためシュートに行く機会が増え、自ら得点することができた。また甲斐も良いタイミングでシュートを打ち、高校生ながら気負いはしていなかった。さらに木本が「向こうが背が高かった」と言うように、10cm以上高い相手に積極的に1対1を仕掛け、ファウルを誘った。依然として流れは法大だが、リバウンドとシュートの粘りは本学も負けてはいなかった。
ぞろぞろとメンバーを変えてくる法大に対し、前半と同じメンバーで挑んだ第3クォーター。このクォーターでは長友の視野の広さからロングパスが通るなど、フロントコートでのプレーが多くなった。ナイスボールキープでファウルをもらう長友、リバウンドに積極的に絡みにいった今井。この二人は「来年の軸になる。だから今は個人的にスキルアップをしている」と深川助監督。このように期待が懸かる長友だが、ラスト1分24秒で4つ目のファウル。しかもフリースローを2本とも決められてしまい、苦い場面となった。ところが、ここまで攻めあぐんでいた芳賀主将がラスト30秒にカットインし、バスケットカウントを得る。フリースローもきちんと決め、主将の貫禄を見せた。ラストは甲斐のシュートで終わり、雰囲気を良くして第3クォーター終了。
第1クォーターの途中からベンチを温めていた堤と、リーグ戦でのケガのためベンチにいた河原田(商3)がここで出てきた。「ダブルハイポ!」と積極的に指示を出す河原田。またプレーできなかった思いをぶちまけるかのような気迫を見せる堤。このいつもの二人が出てきて他のプレーヤーたちも精神的に楽になった。長友が得意の3Pシュートをきれいに決め、甲斐もボールに触る時間が増えた。堤と木本の連携プレーも見られ、4年生のきずなを感じた。後半、スローインからのパス出しが上手くいかない場面が多々あり、ラスト1分頃はリバウンドが取れなかった。それでも残り13秒には今井が体を張って得点。ラスト4秒、法大のスローインからシュートを決められ、100点差で大敗した。
深川助監督は「実力差がある中で、自分たちがやらなきゃならないことをどれだけできるか、というゲームだった」と話し、期待の長友と今井については「通用しなかったけど、OK」と2人の頑張りを認めた。また、来年推薦で背が高い選手が入ってくるという話があるため、今井を従来のセンターからフォワードにコンバートする予定。今井は「チームで必要としていることなので、フォワードでもできるようにしていきたい」と意気込んでいる。
また、甲斐は、明大付明治高の共学化に伴い、本人の意欲と人数不足に悩む本学との兼ね合いから、春から練習に参加している。今大会は非公式ということもあり、特別に出場することができた。明日はさらに強い早大戦。自分たちのできることを出し切ってほしい。確実にレベルアップしているはずなのだから。
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