早大戦に連敗 入替戦へ進む/関東学生1部リーグ戦

2025.06.18

 先日までのリーグ戦が終了し、明大は順位決定戦へコマを進めた。対戦相手は前節一点差で敗北した早大。両者負ければ、入替戦に進む緊張感の走る大事な一戦であった。

◆5・10~6・22 関東学生1部リーグ戦
▼6・15 対早大戦(慶大日吉プール)
 明大11{2ー4、1ー5、1ー3、5ー7}17早大

「相手が対策してきた上で自分たちが上回らなければいけなかった」(宇津野貴大・営4=明大中野)。リーグ戦は勝利をつかむことができなかった。開幕前の慶大戦勝利から、全敗でリーグ戦を終えた明大。順位決定戦は前節僅差で敗北を許した早大と対戦した。

 試合が開始し、20秒で失点を許すも、宇津野がミドルシュートを打ち込み同点に。しかし第2P、第3Pで人数有利の退水セットやカウンターを決め切ることができず、大きな点差を許してしまった。第4Pで巻き返しを図り、宇津野が怒涛(どとう)の連続得点。追い上げを見せるも、離れた点差は縮まらず11-17で試合終了。

 「明治の2番は、守備の要で精神の要」(宇津野)。今季副主将を務める宇津野は今試合7得点。ミドルやループ、多種多様なシュートモーションで大量得点をモノにした。「入替戦で対戦相手が決まる大事な試合。しっかり気持ちを入れ替えて取りに行きたい」(宇津野)。着実な勝利に期待したい。

[岩田英佑]

試合後のコメント

宇津野

――今日の試合を振り返っていかがでしたか。

 「今日は序盤から点差がついてしまって、後半から点を取り返したかったんですけど、相手のペースのまま試合が運んでしまって取り返せずに試合を進めてしまいました。最後のピリオドを取れたのは良かったと思っています」

――明治の2番を背負い続けた思いを伺いたいです。

「明治の2番はバックの選手で、守備の要です。個人的なプレーもそうなんですけど、チームメイトに指示を出したり、そういった精神面での要でもあると、自分でも考えているので、守備面での声掛けや、セットオフェンス面での声かけは意識しています」

――ありがとうございました。