
連勝は30でストップ 因縁の相手・筑波大に敗北/関東大学1部リーグ戦
リーグ戦第11節は、西が丘にて筑波大と対戦。明大サッカー部は学生団体や応援団とのコラボ企画を実施し、約800人の観客が会場に訪れた。しかし結果は、2失点で完敗。昨年度から継続していた無敗記録は、30でストップした。

「これが今の実力」(島野)。リーグ戦最後の敗戦は2023年11月19日。535日ぶりの黒星となった。6月8日、応援団や多くの観客が、大学サッカーの聖地に駆けつけた。試合が開始すると、ボールを握ったのは筑波大。5分に背後を取られると、相手に頭で合わせられボールは無人のゴールへ。「簡単な失点は減らさなければいけない」(小澤)。開始早々ビハインドに立たされた。

前後半通し、ゴールに迫るも得点は奪えず。73分に再び裏を取られ失点し、筑波大に試合を決定づけられた。「落ちるところまで落ちたと思っている。あとはもう前を向いて自分たちのやるべきことを徹底し、ぶらさずにやるだけだと思っている」(島野)。下を向く選手は一人としていなかった。

(写真:試合を通して躍動した島野)
連覇を目指すアミノバイタルカップに向け、至急の立て直しが必須である。「今日みたいな試合をしていれば、間違いなく勝てない。決める力と責任が必要」(池上寿之監督)。『無敗』というプレッシャー。明大にのしかかっていた重圧はなくなった。島野組の新たな挑戦が今、始まる。
[岩田英佑]

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