
惜しくも日大に敗北 涙をのむ結果に/関東1部リーグ戦
今大会、黒星が続く中で迎えた対日大戦。取って取られての試合展開になり、両者に勝ちへの意地が見られた。第4Pで失点を許した明大は、パスミスなどが目立ち始め、11-15で今日の試合を終えた。
◆5・10~6・22 関東学生1部リーグ戦
▼5・31 対日大戦(日体大健志台プール)
明大10{4-4、3-4、2-3、1-4}15日大◯
和田晃弥(営1=明大中野)は、「正直勝てた、もったいない試合だった」と振り返る。日大の先制点から始まった第1P。筒井将登主将(営4=明大中野)が2点連続でシュートを決め、続いて宇津野貴大(営4=明大中野)が3点目を獲得。6分で和田が放ったシュートがゴールネットを揺らし、同点に追いついた状態で最初のピリオドが終了した。
続く第2P、3Pでは、両チームの攻防が繰り広げられ、拮抗(きっこう)状態が続く。南泰成(法1=明大中野)や宇津野もゴールを決め、点差を広げないよう奮闘した。日大が点数をリードする中でも、和田がチームメイトに「落ち着いて」と声を掛ける場面が見られた。いかなる状況でも冷静さを持ち続ける和田は、両ピリオドで点数を取り、チームに希望を見出した。「失点が続いた時にオフェンスで無理に攻めずにディフェンスからやろうという声掛けをして、雰囲気づくりをしようと心掛けていた」(和田)。
残る第4Pでは、パスミスが目立った。さらに、シュートが決まらず、ペナルティーをとられてしまう苦しい展開となる。4点の失点を重ねた明大は、そのまま巻き返すことができずに試合が終了した。
「個の能力で負けてしまっているところが何点かあった」(筒井)、「大事な場面で外してしまった」(和田)と、反省点を振り返るとともに、続く専大戦に向け、「また自分たちのやりたいことをきちんとチームで整理して、個人で勝つというよりもチーム全体で勝っていきたい」(筒井)と意気込む。チーム一丸となって取り組む次戦に注目していきたい。
[小松蕗由]
試合後のコメント
筒井主将
――今日の試合で良かったところをお願いします。
「みんなちゃんと泳げて、試合に集中できていたのかなっていう点だと思っています」
和田
――先制点を取られたあとの気持ちについて教えて下さい。
「先制点を取られても相手よりは体力ある自信があって、それから泳いで点を取れると思っていたので、そこで焦ったりはしなかったです」
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