(3)箱根駅伝予選会の展望と選手紹介

1999.01.01
(3)箱根駅伝予選会の展望と選手紹介
 ついに正月の風物詩を懸けた戦いが行われる!10月18日に自衛隊立川駐屯地~立川市街地~国営昭和記念公園で開催される箱根駅伝予選会。「Road to 箱根」第3回となる今回は、間近に迫った熱い戦いが繰り広げられる箱根駅伝予選会の展望と、本学期待の選手を紹介します!

関東インカレではワンツーフィニッシュ<br />を見せた松本(昂)と石川(卓)” align=left><br clear=関東インカレではワンツーフィニッシュを
見せた松本(昂)と石川(卓)

盛り上がること間違いなしの予選会

 今年の箱根駅伝予選会は例年とは一味違う。まずは出場枠の増加。「Road to 箱根」第1回でも紹介したように、今大会では13ものチームが本戦への出場権を獲得できる。多くのチームが本戦に出場できるということもあり、各大学は目の色を変えて予選会に臨む。激戦は必至の状況だ。そして強豪校の出場。前回大会でまさかのシード落ちをした順大や東海大が、今大会に参加している。本戦の常連校であるこれらの大学よりも上位に食い込めば本戦での戦いに大きな期待が持てる。予選会は大事な試金石となりそうだ。出場枠の増加、強豪校との争いと予選会が例年以上に盛り上がることは間違いない。

◆今大会のエントリー選手◆
名前(学部学年) 10000m記録
東野(商4) 28分56秒80
中村(文4) 29分16秒97
松本(昂・情コミ3) 28分47秒96
安田(情コミ3) 29分26秒00
石川(卓・政経3) 28分54秒82
北條(文3) 29分22秒10
遠藤(文3) 29分51秒03
原(政経3) 30分00秒32
松本(翔・政経2) 29分50秒51
小林(優・理工2) 29分58秒67
岩崎(政経1) 29分48秒21
山崎(政経1) 29分47秒15
細川(勇・政経1) 29分50秒89
田原(商1) 29分49秒07

気になる本学の選手はどうなるのか

 
昨年はまさかの予選敗退。1年間、その悔しさを糧に練習を重ねてきた本学の選手たちは、いったいどのような走りを見せてくれるのか。

 まず予選会通過には主力の活躍が必須。チームの柱となるのは駅伝主将・東野(商4)、3年生トリオの石川(卓・政経3)・松本(昂・情コミ3)・安田(情コミ3)だ。
 
 昨年度の予選会でチームトップの成績を残した東野は「チームとしてトップ通過を目指して頑張る」と大学最後の年に箱根にかける思いは誰よりも強く、チームをけん引する。また石川(卓)は、今年行われた六大対抗戦で優勝するなど各大会で上位に入賞し好調を維持。直前のケガが気になるところだが、安定した走りを見せてくれるだろう。松本(昂)は今年、10000mの明大記録を更新し、全日本インカレでは日本人トップの4位の好走を見せる。昨年の予選会は不本意な成績に終わってしまったが、今年は必ずやってくれるはずだ。そして安田。全日本大学駅伝予選会では組1位、さらに今大会と同じ会場で開催された立川ハーフでは優勝と、このコースでの強さも見せており今大会でも期待できる。

 以上の4選手に加え、経験豊富な中村(文4)、北條(文3)、遠藤(文3)は着実にタイムを稼ぎ、底上げをすることが必要になる。また予選会初出場となる原(政経3)、松本(翔・政経2)、小林(優・理工2)、岩崎(政経1)、山崎(政経1)、細川(勇・政経1)、田原(商1)はどのような走りを見せるか、チームの上位入賞にいかに貢献できるかも重要なポイントの一つだ

 ここまで紹介したエントリー選手14名のうち10~12名が出場する今年の予選会は、上位入賞が高確率で期待できる。また例年にないほど楽しみな要素も多い。ぜひ予選会当日は会場に足を運び、“明治”の応援をしてほしい!!

☆予選会のコースや会場の情報はRoad to 箱根第2回をご覧下さい☆

☆大会案内☆
10・18(土) 第85回東京箱根間往復大学駅伝競走予選会(国営昭和記念公園)
9:00~