(3)箱根駅伝予選会の展望と選手紹介

見せた松本(昂)と石川(卓)
盛り上がること間違いなしの予選会
今年の箱根駅伝予選会は例年とは一味違う。まずは出場枠の増加。「Road to 箱根」第1回でも紹介したように、今大会では13ものチームが本戦への出場権を獲得できる。多くのチームが本戦に出場できるということもあり、各大学は目の色を変えて予選会に臨む。激戦は必至の状況だ。そして強豪校の出場。前回大会でまさかのシード落ちをした順大や東海大が、今大会に参加している。本戦の常連校であるこれらの大学よりも上位に食い込めば本戦での戦いに大きな期待が持てる。予選会は大事な試金石となりそうだ。出場枠の増加、強豪校との争いと予選会が例年以上に盛り上がることは間違いない。
名前(学部学年) | 10000m記録 |
---|---|
東野(商4) | 28分56秒80 |
中村(文4) | 29分16秒97 |
松本(昂・情コミ3) | 28分47秒96 |
安田(情コミ3) | 29分26秒00 |
石川(卓・政経3) | 28分54秒82 |
北條(文3) | 29分22秒10 |
遠藤(文3) | 29分51秒03 |
原(政経3) | 30分00秒32 |
松本(翔・政経2) | 29分50秒51 |
小林(優・理工2) | 29分58秒67 |
岩崎(政経1) | 29分48秒21 |
山崎(政経1) | 29分47秒15 |
細川(勇・政経1) | 29分50秒89 |
田原(商1) | 29分49秒07 |
気になる本学の選手はどうなるのか
昨年はまさかの予選敗退。1年間、その悔しさを糧に練習を重ねてきた本学の選手たちは、いったいどのような走りを見せてくれるのか。
まず予選会通過には主力の活躍が必須。チームの柱となるのは駅伝主将・東野(商4)、3年生トリオの石川(卓・政経3)・松本(昂・情コミ3)・安田(情コミ3)だ。
昨年度の予選会でチームトップの成績を残した東野は「チームとしてトップ通過を目指して頑張る」と大学最後の年に箱根にかける思いは誰よりも強く、チームをけん引する。また石川(卓)は、今年行われた六大対抗戦で優勝するなど各大会で上位に入賞し好調を維持。直前のケガが気になるところだが、安定した走りを見せてくれるだろう。松本(昂)は今年、10000mの明大記録を更新し、全日本インカレでは日本人トップの4位の好走を見せる。昨年の予選会は不本意な成績に終わってしまったが、今年は必ずやってくれるはずだ。そして安田。全日本大学駅伝予選会では組1位、さらに今大会と同じ会場で開催された立川ハーフでは優勝と、このコースでの強さも見せており今大会でも期待できる。
以上の4選手に加え、経験豊富な中村(文4)、北條(文3)、遠藤(文3)は着実にタイムを稼ぎ、底上げをすることが必要になる。また予選会初出場となる原(政経3)、松本(翔・政経2)、小林(優・理工2)、岩崎(政経1)、山崎(政経1)、細川(勇・政経1)、田原(商1)はどのような走りを見せるか、チームの上位入賞にいかに貢献できるかも重要なポイントの一つだ
ここまで紹介したエントリー選手14名のうち10~12名が出場する今年の予選会は、上位入賞が高確率で期待できる。また例年にないほど楽しみな要素も多い。ぜひ予選会当日は会場に足を運び、“明治”の応援をしてほしい!!
☆予選会のコースや会場の情報はRoad to 箱根第2回をご覧下さい☆
☆大会案内☆
10・18(土) 第85回東京箱根間往復大学駅伝競走予選会(国営昭和記念公園)
9:00~
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