
武道の聖地で鍛錬の成果を披露/全日本演武大会
5月24日、日本武道館にて第62回全日本合気道演武大会が開催された。明大からは中村晃誠主将(政経3=所沢西)と松本想生副将(政経2=高岡)の2名が出場。日々の鍛錬の成果を存分に発揮した。
◆第62回全日本合気道演武大会(日本武道館)
▼演武者
中村、松本
昨年11月の全国学生演武大会以来の大舞台となる今大会。明大からは中村晃誠主将(政経3=所沢西)と松本想生副将(政経2=高岡)が出場。「自信のある演武になった」(中村)と息の合った演武を大勢の観客の前で披露。松本は飛び受け身の禁止という変更にも動じず、「基本技を忠実にできた」と胸を張った。今年度は10人もの新入生が合気道部に入部。部は活気に満ちている。「2年生が1年生を指導する姿に成長を感じる」(中村)と2年生の成長も著しい。
静謐な雰囲気の中で披露された技の一つ一つに日々の鍛錬の成果が表れた。「後輩たちと切磋琢磨して活動を続けていけたら」(中村)と1年生にも刺激も受け、チームの士気は高い。これから夏には合宿、秋には再びの演武会が待っている。心身を鍛えさらなる高みへ。合気道部は邁進していく。
[川瀬吾一]
以下、部員のコメント
中村主将
――演武を振り返っていかがですか。
「いつもの稽古の内容を思い出しながら、固くならないように意識しました。一緒に演武をした松本も柔らかい受け身を取ってくれたので、自信のある演舞になったと思います」
――日々の稽古の様子はいかがですか。
「新入生が10人入部してくれたので、こんなに道場がにぎやかなのは初めてです。今まではここまで大人数に指導することがなかったので、つたない指導になってしまうこともありますが、後輩たちが食らいついてきてくれます」
松本
――今日のためにどのようなことを意識して稽古してきましたか。
「技の一つ一つを綺麗に見せることができるように基本的なことからしっかりやってきたので、今回それを出すことができたと思います」
――最後に今年度の抱負をお願いします
「これから夏は合宿もありますし、それから秋は演武会シーズンなので、その時には受けも技もより確実に、基本に忠実に、実力の向上ができればいいなと思います」
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