
東洋大B戦 A戦に続き大量得点で勝利/練習試合
東洋大A戦の後、B戦も行われた。40分のみの試合だったが、10トライを奪う猛攻を見せ、多くの選手がAチーム昇格へアピールを果たした。
◆5・18 練習試合(明大八幡山グラウンド)
▼対東洋大B戦
〇明大68-7東洋大
試合開始3分にトライを許すも、6分にはスタンドオフ川村心馬(法4=函館ラ・サール)の突破からオフロードパスを受けた右フランカー瓜生丈仁(法1=小倉)がインゴール中央にトライ。左ウイング瓜生丈道(法3=小倉)のコンバージョンキックも決まり7-7と追いつく。さらに9分には右センター大沼隼人(政経3=国学院久我山)が右サイドを突破。パスを受けた右ウイング長谷川諒(情コミ2=報徳学園)が独走し、ショートキックを自らキャッチしてそのまま右隅にグラウンディング。「チームがつなげてくれたボールをしっかりトライできて良かった」(長谷川諒)。長谷川諒はその後12分にもスクラムを起点としたアタックからトライを奪い、15分にはインターセプトからこの日3本目のトライをマーク。15分でハットトリックを達成した。
中盤も明大のペースは続き、30分までにさらに4トライを奪った。33分には長谷川諒が蹴ったボールを自ら猛チェイスし、トライライン間際で相手選手を止めると、エリア回復を図って相手選手が蹴ったボールを瓜生丈仁がチャージ。インゴールに転がったボールを川村が抑え63―7とした。36分にはラインアウトからモールを押し込み、最後はフッカー和島優弥(政経2=明大中野)がインゴールへ。BKだけでなくFWも決定力を見せた。
最後まで主導権を握り続け、68―7の大差で勝利を収めた明大。「今日は全員が15アライブというテーマがあった。ちゃんと15人全員が動き続けることができたかと思う」(大沼)。ルーキーや負傷明けの選手など、多くの選手がアピールをし、多くの収穫を得た。「これからも試合は続いていくので、まずは自分自身が紫紺を着てもう一回プレイできるように頑張る。チームとしても完成して秋の対抗戦(関東大学対抗戦Aグループ)や選手権(全国大学選手権)につなげられるような試合にしていきたい」(ゲームキャプテン・左ロック小椋健介・情コミ4=桐蔭学園)。新戦力も加わった明大ラグビー部の今後の進化に期待したい。
[加藤晃誠]
試合後のコメント
小椋
――今日の試合を振り返っていかがですか。
「全体的には良かったんですけど、前半の入りのミスのところやキックオフのレシーブのところで細かいミスが続いて自分たちをピンチに追い込んでいたのでそこは反省点だと思います」
――ゲームキャプテンとして何を意識しましたか。
「声とかでチームを盛り上げるだけでなく、自分自身がタフに体張って、キャリーであったりとかを全力で頑張ることを意識しました」
大沼
――個人の活躍を振り返っていかがですか。
「相手ディフェンスを抜けたとこは良かったんですけど、何個かトライにつながりそうなミスがあったので、そこの細かいミスを課題として修正していきたいと思います」
――1年生も多数出場していました。
「まだ全然合わないところがあったんですけど、これからって感じでもっとコミュニケーションを取っていきたいです」
長谷川諒
――今日のご自身のプレーを振り返っていかがですか。
「外でボールをもらうことが多かったですが、しっかり自分の持ち味のランの部分は活かすことができて、チームには貢献できたかなと思います」
――今後に向けての抱負を教えてください。
「上のチームでプレーできるように頑張りたいと思います」
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