
攻撃陣大爆発で圧勝! 15点差で立大下す/関東学生春季1部リーグ戦
関東学生春季1部リーグ戦(春季リーグ)の8戦目。3点リードで試合を折り返した明大は後半、2度の6連続得点で立大を突き放し、43―28で快勝を飾った。
◆4・19~5・25 関東学生春季1部リーグ戦(日大八幡山体育館他)
▼5・18 対立大戦(国士大多摩体育館)
○明大 43{17―14、26―14}28 立大
立ち上がりから一進一退の攻防が続く中、ひときわ存在感を放ったのはルーキーの川原温想(法1=愛知)と熊谷継(農1=藤代紫水)。「接戦の場面だったので緊張していたが、何とかディフェンスで自分の力を出せた」(川原)。2人は守備面で相手を封じるだけではなく、攻撃面でも躍動し、前半だけで計6得点を挙げる活躍を見せた。
後半、一時2点差まで詰め寄られるも、10分から15分にかけてはGK坂本京介(営1=洛北)を中心とした堅い守備が光り、そこから怒涛(どとう)の6連続ゴールで相手を突き放す。「前半から修正し、足を動かしてミドルシュートを止めることができた」(坂本)。17分から18分にかけては青砥直輝(商1=駿台甲府)が3連続得点を奪うなど、チーム得点王としての存在感を示した。その後も攻撃の勢いを緩めることなく、終始主導権を握った明大は、今季最大となる15点差の圧勝を収めた。
この勝利により、今季を4位以上で終えることが確定した。「相手の勝敗次第で順位が変わってくるが、それよりも自分たちの試合に集中したい」(加藤良典監督)。最終節の相手は早大。飛躍のシーズンを締めくくる一戦で、有終の美を飾れるか注目が集まる。
[李翔恩]
試合後のコメント
加藤良典監督
――試合を振り返っていかがですか。
「昨日に続いて、前半の最初は自分たちのシュートミスでゲームの流れをつかめなかったところがありましたが、そこは後半でしっかり修正できました。前半やられていた、失点していたところの修正をして、しっかり足を伸ばして、相手にフリーでシュートを打たせなかったし、坂本がしっかりセーブして、速攻につなげられたのも良かったと思います」
川原
――負けられない試合でした。
「昨日負けて、今日も負けてしまったら、次の早稲田戦もそのままポロっといってしまうような雰囲気になるという試合だったので、みんなで一回しっかり締めて頑張ろうと話しました」
熊谷
――立大相手にはどのような対策をしてきましたか。
「走ってくる相手なので、自分たちがいかに守りで頑張れるかというのが試合前からポイントだと考えました」
坂本
――同期の活躍を見ていかがですか。
「僕らの代で活躍すればするほどうれしいです。最後の山本達毅(政経1=マリスト学園)くんとかはもうシュート力がすごいので頑張ってほしいと思います」
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