攻守がかみ合い、リーグ3連勝!/関東大学リーグ戦

 ここまでリーグ2戦2勝と波に乗る本学。勢いそのままに「リーグ戦のターニングポイント」(杉山主将・政経4)と警戒した中大にも34-19で勝利を収め、3つ目の白星を手にした。

 小雨の降る中始まった前半は、拮抗(きっこう)した試合展開となった。「うちはエンジンがかかるのが遅い」(杉山主将)と語るように、前節10タッチダウンと爆発的な攻撃力を見せたオフェンス陣が本来の力を出し切れず、攻め込みながらもなかなか得点に結び付けることができない。両者無得点のまま第1クォーターが終了すると、第2クォーター中盤に相手RBに1ヤードのタッチダウンダイブを決められ、先制点を許してしまう。しかし、「得点に結び付かなかっただけで、攻めの形は出できていた」(小谷田・政経2)という言葉通り、徐々に勢いが出てきた本学は喜代吉(理工3)、小谷田のランで着実にゲインを重ね、最後は喜代吉がタッチダウン。6-6と同点に追いつき、試合を振り出しに戻した。

 対してディフェンス陣は我慢の時間が続いた。「狙われていた。相手は自分のいないサイドを徹底的に攻めてきていた」(芹澤・文4)。しかし、相手の戦略に翻弄(ほんろう)されながらも勝負どころで身体を張った守備を見せ、失点を最小限に抑えた。それでも試合の流れをなかなかつかむことが出来なかったのは、ここぞの場面で反則が重なってしまったからだ。この日、本学は試合を通して8回の反則で合計60ヤードを喪失。中には不可解な判定も少なくはなく「攻めのディフェンスをすると何をやっても反則になる。正直どうしたらいいかわからなくなってしまった」(芹澤)。だがこれで「審判が反則を取れないくらい完璧なプレーをすればいい」(杉山主将)と奮起した選手たちは必死の守備で失点を抑え、「ディフェンスがちゃんと止めていれば、オフェンスも波に乗れる」(カラフチ・営3)と反撃体制を整えた。

 その期待に応えるように、後半に入るとグリフィンズ本来の攻撃力が爆発。第3クォーター最初のシリーズでタッチダウンを奪うと、終盤には喜代吉が豪快に91ヤードのキックオフリターンタッチダウンを決めた。「相手が強かったから、自然とランにも気持ちが入った」(喜代吉)。このプレーで完全に流れをつかんだ本学は、続く第4クオーターでもQB田中(政経2)からWR安田(営2)への40ヤードのタッチダウンパスなど計14点を追加し、34-19で中大を撃破。リーグ戦3試合目を白星で飾った。

 リーグ戦も残すはあと4試合。昨年敗れた関東学大、そして法政大ら強豪が揃い、リーグ優勝に向けて厳しい道のりとなることが予想される。だが、「相手が強ければ強いほど燃えるのが明治。グリフィンズはまだまだこんなものじゃない」(杉山主将)。試合を重ねるごとに強さを増している本学。悲願のクラッシュボウル進出へ向けて、快進撃は続く。