6発大勝! 2連勝し勢いづく明大/関東学生春季1部リーグ戦

2025.05.18

 早大戦で勝利し、勢いに乗る明大。悪天候に加え、MF児玉陽向(政経3=横田)やMF武田元希(文4=八頭)などの主力選手がケガで出場できなかったものの、6―0で快勝した。

 明大は試合開始直後から強い攻めの姿勢を見せた。第1Q12分に、FW鈴木舞白(営3=天理)がシュートを決める。この得点で勢いに乗った明大は14分FW竹邊優希(文2=伊万里実高)が鮮やかにシュートを決め、2―0で明大がリードをする。「2点入れられて、少し心に余裕を持てたQだった」(FB高橋澄世主将・商4=横田)。第2Qではパス回しがうまく合わず、両者ともに得点を挙げることなく終了した。

 後半に入っても明大の攻勢は弱まらなかった。第3Q開始1分、FW齋藤偉颯(法4=今市)が味方からの緻密なパスをつないで、試合を3―0とする。5分には竹邊が相手のスキをつく華麗なゴールで点差を広げた。巧みなパスで相手を翻弄(ほんろう)し、6分には鈴木がさらに5得点目を挙げる。第4Qでは相手からの反撃に合いシュートを決められそうになるも阻止し拮抗した展開となる。9分にFB長嶋煌芽(法1=飯能)がPC(ペナルティーシュート)を決め、日体大の得点を許すことなく6―0で勝利を収めた。「自分が得意なのがフリックなので、決まってよかった」(長嶋)。

 2連勝し、勢いが加速する明大。次戦の試合に期待が高まる。次戦は早大東伏見グラウンドで春季リーグ最終戦に臨む。

[君嶋亜美果]

試合後のコメント
高橋
――1年生の活躍はいかがですか。
 「中盤の大西君(MF礼斗・政経1=八頭)やFWの安部君(成煌・営1=横田)など、かなりスタメンで出て活躍してくれていて、チームを支えてくれているので、そこはすごくありがたいと思います」

――今後の試合に向けて意気込みをお願いします。
 「パス回しや走り込みなど足りない部分が多いと思うので、もう1回一から見つめ直してチームづくりをしていけたらと思います」

長嶋
――大学のホッケーと高校のホッケーで違いはありますか。
「高校のホッケーはそんな強くない高校だったので、自分がトップで立つチームだったのですが、大学に入って揉まれることによって自分を磨かなきゃなという意識になりました」